かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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牧野美千子さんトークショー in 日本橋ジャングル その2

 本放送当時、桂木ひかるチャンは我々ストライク世代の女児にはかなり人気が高かった……。バイオマンごっこをする際には毎回もめましたから「誰がピンクファイブをするか」。で、争いに負けた子がイエローフォー(汗)。私はどうだったかというと、女役じゃなくてもとにかく戦隊ゴッコがやりたかったので(爆)毎回レッドワン役でした……時たま悪役も兼ねた。なんだ、当時から戦隊好きだったのか、私は。

  • 撮影時の苦労について

「先日今やってるゴセイジャーを観たんですけれども、何ていうか『綺麗』ですよね。いろんな意味で」バイオマン当時はパンプスで砂利道あぜ道砕石場を走り回ることになっても(牧野さん曰く「ありえない」)、爆風熱風に身を晒されることになってもとても「嫌といえる雰囲気ではなかった(笑)」。まあ今も基本はそうなんでしょうけどね(^^;)。今はCGという手段がありますからねw。「中盤になると運び込まれた石油の量で爆発の規模が判るようになりました」「レッドワンのファイヤーソードとか傍目から観てても危なかったですもん。熱気むんむんで」

  • 共演&スタッフのみなさまについて

「監督は皆優しい方ばかりでした。ダイナマンの頃にいた東條監督は怖かったらしいんですが」小笠原監督の名前も出ましたが、とくに怖いとは云ってなかったなぁ。先日の五星祭と偉い違いだ……。
「JAC組の二人(大須賀さんと田中さん)は自分の出番が終わると即、先輩のメカクローンのお世話」
「竹田さんは自分よりも女らしい。そして細い」
「最終回は自分がスーツに入ったが、違いが歴然(^^;)」
「(イエローの)辻井さんや竹田さんも自分達の科白を女言葉で喋る。喋らなくてはならない」
「身長180センチ台の男性二人に対して、シークレットブーツで対抗しようとする人が約1名」
「1年を通して劇的に髪型が変わった人が約1名」
「最初なんてにっかつのスターみたいだったのに(笑)」
「先日知り合った人が昔彼のボイストレーナー(!!!←w)をしてらした方で、現在の消息をご存知ですか?訪ねてみたら、いや知らないと即答されて(残念)」
「彼が見つかればバイオマン同窓会が実現するんですが」
「もっとピンクがか弱くなくちゃ。私が引き立たなくなるから」
「口は閉じてて頂戴!アテレコするときに困るから」
「彼女はプロ意識の高い方で、とても怖かったです……(^^;)」

  • 悪役のみなさまについて

「本っ当ーに良い方たちばかりでした!」(←めちゃ強調してた)ドクターマン幸田さん「大きな目で見てくださる方」メイスン中田さん「こっちがヒヨッコなのに向こうから挨拶に来てくれる。あと、いろいろ教えて下さる」ファラ飛鳥さん「山奥にロケに行った際に休憩時に車で麓のWCまで連れて行ってくれた」モンスター金剛さん「まんまあのキャラクターの方で。夏場は特に大変そうでした。メイクが汗でダラダラで」
 ジューノイドの中ではやはりというか何と云うかジュウオウが印象深いそうな。「辻井さんが入ってましたしね」あと、牧野さんはメカクローンのデザインも気に入っているのだそうな「あのシンプルなのがいいですよね」
 そしてファラキャットこと大島ゆかりさんについて。彼女は当時からアクションスターになる夢を熱く熱く語りまくっていたのだそうな。「だから、今は私も嬉しいんです。本当に夢を叶えたんだな~って」伝説の小泉ミカvsファラキャットのシーンは撮影中は2人のアクション女優の火花がバッチバチ!だったとか!!!「お二人とも負けず嫌いだったんですよね」で、ミカ以外の4人は「すごいねぇー。女の戦いだねぇー」とその様子を眺めながら連呼しまくりだったらしい(笑)。

  • 「例の事件」について*1

 「吃驚しましたね。突然、集合時間になっても来なかったんです」その日の朝、右往左往するスタッフの傍ら、残りのバイオマン4人は近所の喫茶店でコーヒーを飲みながら「どうなるんだろーねー」とぼやいてたらしい(笑)。何でもその前日にY島さんとS本さんは一緒に帰ったそうなのだが、別れ際にY島さんが「私、明日失踪するから!」としれっと云ったので、S本さんは「何云ってんだよ」と返したとか。結局、それが2人の最後の会話に。
「確かに怖かったんですけど、いろいろ教えてもらっていたので、本当に悲しかった……」かなりイエローフォー=小泉ミカで撮り進めていた話もあったのに、全てお蔵入りになってしまったとか。「全部田中澄子ちゃんで撮り直しました。でも、その澄ちゃんが来て一気に撮影が楽しくはなりましたね(笑)」ジュン登場以後、劇中で一気に女の子同士のきゃぴきゃぴ率(爆爆爆)が上がったのは、撮影裏の雰囲気がそのまま出てきてしまったかららしいでつ(^^)。「本当に澄ちゃんが来てくれて嬉しかったんですが、一方で、矢島さんが降板しなかったらどんな感じになってたかな……という気持もありますね」その田中澄子さんとも昨年無事再会を果たしたそうなのですが、澄子さん曰く「もう一生連絡できないと諦めていた」って……(^^;)。今は、メールで主婦トークをする仲だそうです。東映ヒーローMAX編集部の皆さーん!はやく2人の対談企画立ててねぇ~♪

 で、クライマックスは戦隊の劇判の仕事に携わっておられるまついえつこさん(曰く「薄皮太夫の三味線は私です♪」)とオリジナルのデュエットソング(上手かったですよ!キレイにハモってたし)とバイオマンのヒロインソング「セクシャルレディ」を熱唱!!!これは嬉しかった!まーさーかー桂木ひかる自身によるセクシャルレディを聴く日が来るとはねえ(←こればっかし)。しかしこういうシチェーションはテンションがあがるのよ。ホントよ。

「本当に引退から20年以上も経ってるのに、私のことを覚えていて下さったことに感動しています」とにかく、その点に尽きると語っていた牧野美千子さん。今は当時以上に戦隊が好きなのだそうな。

 貴重なお話をありがとうございましたぁー(>∀<)ノ !

*1:-http://d.hatena.ne.jp/matobauni/20080611/asyoulike田中真弓さんがピンチヒッターを務めたエピソードはこちら。なぜかテープ起こしw