グインサーガの2巻目を(もう1度)読んでみた
これは何巻までやるつもりなのか……自分でも判りません(^^;)。まあ、気の向く限りは。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/10/01
- メディア: 文庫
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- グインサーガの2巻目を読んでみた - 緩慢高楼碑←以前の日記
- そうそう、この頃のイシュトヴァーンは口を開けば「※※※にかけて~」と連呼していたのであった。
- アムネリスが別人28号。この頃は、ものすごーぐキレまくって冴えまくって憎たらしい程のバリキャリウーマンだったのに……。ドウシテアアナッター(*´∀`*)。リンダとの「宿命のライバル」も予告だけだったね……。
- イシュトヴァーンは世界中を旅したと豪語しているが、実際には沿海州付近で海賊ごっこをした後モンゴールにやってきて現在に至っているんだよね?
- イシュトの口からは、出すだけ出しておいてそれっきりの設定となってしまった中原をとりまく神秘の国の地名がちらほらと。フェラーラは当初は「恐怖※形人間」みたいな処になる予定だった?
- この頃は地理の設定もなんだか怪しい。ケイロニアとノスフェラスの間に謎の東方諸国があるとかかんとか。カナンも山の名前だし。
- ガユスは「魔道師」でなく「魔道士」。グラチウス、ロカンドラス、アグリッパの三大魔道師の設定はもう固まってるらしい。
- 「クリスタル公」の名称は出てきたが、まだナリスの名前は出てこず。イシュト「助ける代償としてクリスタル公(ここでは王姉リンダの夫の意)にしてくれるか?」
- グインのみならず実はイシュトとも剣を合わせていたアストリアス。しかもこの時はアストリアスの方が強かったという。
- 唐突にリンダに降りてきた「予言」のシーン。今読むととんでもなく今後を示唆する重要な場面じゃあーりませんか!?ガユスの占いも含めて当時は「???」だったが、100巻までの展開を把握した今となってはそれらの託宣が何を意味していたかはほぼ理解できる。その星の帰結を、読んでみたかった。