かんまんこうろうひ・はてなブログ編

はてなダイアリーとはてなブログの違いが全くわかりません

愛と絆がテーマなんだなと思うことにはした(わりと本気)

 なんか某所で私がザボーガーに「入れ込んでる」とか書かれちゃって、べ、別にリミッターとか外してませんから!目当ての歌手のイベントのためにわざわざ九州とか東北とかへ追っかけることと比べたら、全然、大したことありませんから!細田守の「時かけ」なんて余裕で2桁回数のリピーターが続出したっていうし、「スウィングガールズ」がヒットした時には30回近く劇場で観たという猛者が特番に出ていたともあるし。そのような事例に比べたら、私なんか全然、全然ライトっ(;´Д`)。
 ので(となるのかどうかはちと自信が無いが)、今回はちょっと劇場版電人ザボーガーについて私が不満に感じた(場合によってはかなり嫌だった)点を勝手に挙げて置こうと思うのでやんす。

  • 悪ノ宮博士の初登場シーンで、眼帯男爵に何を質問してるのか6回観ていてもちっとも聞き取れない。多分DVDになる頃になっても判らない。
  • 大門が若杉議員*1に「わざと愛人を突き飛ばしたのではないか」と詰め寄っているが、(その推測は当たっていたのだが)アンタその頃倉庫の外で戦っていて、その愛人さんがブルガンダーに食べられちゃうに至る経緯というか流れは全然見てないんじゃ……(;^ω^)。
  • 車には詳しくないので「最新の車ばかりで70年代の雰囲気(正確には第一部は1982年という設定だそうですが)ぶち壊し」という点にはピンと来ないのだが、一瞬だけあの時代には無かった筈の型の自動販売機が映るシーンがあるんだよね(さて、どこでしょう?)。
  • ザボーガーが泣くのは良いとして、なんなんだよあのピュピュピューーーッって演出はよォ(泣)!(←劇中、2番目に嫌だった処)折角盛り上がってる場面なのに、ツツーッと「つたう」感じにして欲しかった。
  • 25年後の世界(及びムック本に掲載されてたぬーべー作者による漫画)ではミスボーグは裏切り者として扱われているが、ミスボーグさんは恋心にブレることなく、最期までシグマの使命に忠実だったではないか(でもね、内心は大門以上に苦悩してたんじゃないかと私は思っとります)。まあ、敵と情を通わせた事自体が「愛に嫉妬する」悪ノ宮にとっては十分裏切り行為だったのかもしれないが……。
  • アキコのセーラー服が宴会用の安っぽい感じなのは、何回か観てるうちに慣れた。でもやっぱり、25歳でセーラー服ってのはないわ。
  • 悪ノ宮を倒す場面のキックシーンが安っぽい合成感アリアリだった事!(←ずばり、一番嫌だった処!)もーチョットかっこよくならなかったものかorz。中盤の戦いならアリだったかもしれんが、クライマックスであれはないと正直思いました。
  • シグマ城の下部の岩部分はお尻をイメージしたとのことだが、あの下向き加減といいどちらかというと(以下略)。

 あと、秋月の緊箍児の設定は殆ど生かされてなかったなとか、熟年編でいいから(え)ザボーガーが上から落っこちてきた大門をお姫様風に抱きかかえて受け止めるシーンのリメイクはやってほしかったとか、一瞬でも板尾さんの勇姿が古原くんに見えてくる場面があれば良かったのに(オーバーラップした人もいるみたいですが、私は1度も無いぞw。ニューシネマパラダイスのラストのようにカタルシス的な合致があったらそれこそリミッター外してたかもしれないなあ)とかいろいろあるんですが、このへんでやめとこうと思います。あ、あと6回目鑑賞で初めて「良いな」と思った箇所についても。熟年編で大門がザボーガーを修復し、試しに?エネルギー回路を繋いだ?ところで、ザボーガーの腕がドカッと持ち上がり大門の顔を軽く殴っちゃう場面があるんですが、これが「この一発で(過去の過ちについては)清算だ」みたいなザボちゃんの意思表示に見えてですね……………………………………やっぱり入れ込んでるかな?私……。

*1:まったくもってどうでもいい話題だが、若杉総理の中の人のブログにはザボーガーの撮影期間だったと思わしき頃にちょっとネタバレみたいな~なあんな画像やこんな画像が掲載されている。公式発表される前なのに、大胆な……。