かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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魔界水滸伝の1巻目を読んでみた

 グインもまだ完読してないのに、なぜかこっちに移行(汗)。えー、オリジナルの水滸伝ってのは登場人物が入れ替わり立ち代わりの英雄譚ですよね(大昔に児童文学バージョンで読んだ記憶アリ)。

魔界水滸伝〈1〉 (ハルキ・ホラー文庫)

魔界水滸伝〈1〉 (ハルキ・ホラー文庫)

 それぞれ同じ悪夢を見たという複数の男女が謎の画廊に集まった。人ではない何者かとしての記憶が呼び起こされ、次々と覚醒してゆく彼らの中で、只一人無反応であった大学生・伊吹涼は危険分子として殺されそうになるが、怪物の乱入によって辛くも生還する。涼に接触したフリーライター・安西雄介は恐るべき異世界からの侵略を予感し、画廊で出会った人物の一人・藤原華子の屋敷に涼と共に赴くが、そこで目撃したのは想像を絶する地獄絵図であった。 

 グイン以上によくわからんオープニングだなヲイ。

 イシュトヴァーンをより積極的に面倒見良くしたようなキャラの安西雄介はあのパンチパーマなイラストがちょっと残念……(永井先生すみません)。涼くんは一見普通の人……かと思いきや、何か恐ろしい裏がありそうな感じですなあ。ヒラヒラオールドミス(死語)な藤原華子さんは今後インパクトキャラとしてかなり活躍しそうな予感。

 ホントこの作者はアメーバ?スライム的なネバネバドロドロと人間を飲みこむ軟体モンスターが好きだったんやなあ、クトゥルー神話では常連の存在なのかね。