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東映公式つべにてタイムレンジャー第9話「ドンの憂鬱」配信

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 当時すっかり5人のファンになっていた私は、なんでここで悪側の内情話なんぞをやったりするの!?……と正直思ったものですが、今にしてみればいろいろ重要な展開がいろいろ詰まってる今回の話。戦隊と悪の組織との抗争模様に対し社会機構が何らかの対応を取ろうとする描写(後のシティガーディアンズの布石)には当時かなり驚いたし、ホナミが初登場するのもこの回なんだな。タイムレンジャーを追っかけ回すカメラマンとして出てきた上に、正直かなり顔つきが(以下略)だったので、まさかあんな役回りを担当することになろうとは当初は微塵も思い至らなかった(しかも10年経過後にまた同じ役どころで同じ時間帯に拝見することになるとはねー)!
 でもって今回の主役のドルネロです。エラソーに鎮座して「うむ」とか「面白い(作戦だ)」とかばかり呟くラスボス連中とは異なり、リラの無駄遣いに悲鳴をあげたり、囚人の律儀な姿勢(ルージェのお礼)を称えたり、これまでも人間くさい面がいちいち強調されていたけれど、この話では昔なじみvs今の仲間という構図に頭を悩ましてしまうという……ただ悩むだけじゃなく、個人の見事な裁量で然るべき処にきちんと落としたのが素晴らしい!20話を越えた辺りからは、ドルネロの「本気」についても描かれていくことになるけれど、実は歴代の戦隊おいては、変に大物ぶっているラスボスよりも(どいつ、とは書かないw)このドンのように悩んだり生々しい一面を見せる奴の方が手強く立ちはだかってるような気がするんですが、どうでしょう?
 この回一部のwファンの間で話題を呼んだのは、ラストシーンのアヤセ……よりも、竜也の柔道着姿!!!だったような記憶があるのはココだけの話(^^;)。……いや、あの次回予告もかなりゃ大きな女の子のお友達の間で盛り上がったけどさ。もちろん私も(笑)。実は、当時かなりアヤセ贔屓だった自分……なのだけど。云っちゃ悪いがこの頃のタイムブルーはメンバー最弱の感がアリアリだったし(シオンよりもw)、すぐに敵にやられて踏んづけられてたし。「なんでそんなに弱いのー?」とか掲示板で熱く語った痛い思い出がアリマス……ハイ(あと「時間保護法違反により逮捕する!」もなかなか云う順番が……ゲホゲホw)。

 この回の好きな台詞「同じ警察官なのに……なんて奴!」ユウリのプロ意識の高さが垣間見えます。