かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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東映公式つべにてタイムレンジャー第12話「星に願いを」配信

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 数年前に一度、舞台で小須田康人さんの芝居をを拝見したことがあるんですが、浮世離れした感じの不思議な人でしたねえ。宇宙人役、ぴったりだったんじゃないでしょうか。
 主な役目はメカ類の修理・改造だったり、行動時は皆の後ろをついていくばかりだったり、中の人の学業が一段落せねばなからなかったという都合面もあったためかこれまではサブ的なポジションにまわっていたシオンが珍しくあれこれと積極的な行動に出るお話。初めて敵にキレたし、素手でゼニットとも戦ったしね。といっても、以降はどんどん「許しません!」と叫ぶ描写や、率先して前線で戦いまくる展開も増えていくんですけど>シオン。
 お話は……結構シュールw。いきなり30世紀の関わりなしに、UFOに乗った宇宙人(小林さんがと山口さんの間で作品世界における「宇宙人」「異星人」認識の問題とかは……申し送りはなかったんですかね、ちと残念)が登場するのも強引なら、その宇宙人・アルゴさんに懐きまくる隼人くん……君は一体どういうバックボーンの持ち主なんだ?いきなり宇宙人を見つけたい、という理由でTRにやってくるのもアレだが、「おじさんが行くなら僕も一緒に行く」って、思わず変な想像をしちゃうじゃないかあ(汗)。そして何より唐突なのは、アルゴと隼人のあんな現場に居合わせるゲーマルクですよ!しかも、あんな木陰から(汗)。
 とまあ、冷静に考えたら突っ込みどころありまくりな物語(アバレやゴーオンの世界観なら違和感なかったんでしょうけど←そうか?)を、シオンの魅力*1で押しきった一編、とでも表現すればいいのでしょうか。メンバー最年少の彼が子役に「お兄ちゃん」呼ばわりされることに、ちょっぴり違和感(^^;)。ゲーマルクを逮捕して盗品を返しても、結局アルゴは一人去って行き彼の孤独は癒えることがない……ということで切ない余韻の物語ではあるんですがね。

*1:シオン熱弁3部作の第一弾と勝手に命名w。後の2話については……また後日