かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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グインサーガの外伝20巻目を読んでみた

 クリスタルの下町で廃墟に忍び込んだ学生たち及びその父兄が変死或いは発狂する怪事件が起きた。被害者にパロの特産品でもあるカラム水の豪商が含まれていたことから、事態はカラム水の生産及び流通の支障にまで発展することに。片足を失いマルガで無聊を託っていたナリスは、寝台から一歩も動けない身ながらその頭脳を回転させ、見事事件を解決に導くのであった。

 つーかいミステリ?※※※?(←さて、何の三文字が入るでしょう^^;)

 わりと最初の巻の頃から頻繁に名前が登場していたカラム水。「あんまり飲むと体に毒」「覚醒作用がある」「熱いのと冷たいのがある」ということで、我々の世界でいうアノ飲み物に近いやつだと思っていいんだよね?お茶はお茶で存在してるみたいだし(こないだのケイロニア篇で出てた)。一度詳しい作り方が本文中で描かれていたこともあったような(確か、ナリスが片足を失う直前あたり)。確か皮をむいて、実から出る成分を抽出し……どーでもいいかw。ナリスは熱いカラム水が好きで、「冷たいのを好む奴の気がしれない」とものたまってたけど、ハンドブック1巻のキャラクター紹介の項では冷たいカラム水が好きと書かれてるよ(汗)。いつ宗旨替えしたのーっ!? 

 とまあ殆どあんまり本書と関係ないことばかり書いちゃったけど、これ、真犯人が最初からめちゃ怪しすぎるやん!ナリスじゃなくてもちょっと冷静になあって考えてみたら気づくだろってレヴェル。あと、ナリスとヴァレのやりとりがいたって健全なのもかえって寂しかった……。実際にアレに描かれると斜に構えるけどw。