かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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東映公式つべにてタイムレンジャー第16話「そばにある夢」配信

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 山口亮太さんという方はサブライターとして1年間申し分なくこの作品を支えてくれた功労者であるが、その山口氏のタイムレンジャーにおける最高傑作が今回の話じゃなかろうか?ノリがあの伝説アニメだよなぁ~と思ってたら、それもそのハズ!?なななんと今川泰宏監督を師事したこともあるそうで(公式サイトより)!ルネッサ~ンス、情熱~♪♪♪
 もうりょう・り・にん!とドバンと眼が燃えてるドモンさんもさることながら、特筆は唐突になぜか蕎麦にやたら詳しくうるさいアヤセですよ!アヤセの実家がお蕎麦屋さんなのではないか?というのはファンの間では定説(笑)。番組がスタートした頃は、アヤセがドモンに遠慮のない口を叩いてドモンがむかっ腹をたてる描写が割とあって、「そのうち決着つけないとな!」なんてことも云ってたりするんだけど、10話を越えた辺りから奇妙な三角関係も始まりw、そういや朝っぱらから二人で将棋をさしてる場面もあったりして、実は赤青コンビに劣らず丁寧に関係が描かれてるんですよね>実はドモンに優しいアヤセとそれに気づかない(爆)ドモン。いたって健全な組み合わせなのであんまり取り上げられないだけで。
 クライマックスの蕎麦打ちの場面のシュールさは書かずもがな、往来のカフェーに普通に陣取ってるギエン・リラ・ビンセントの3ショットも実は好き(笑)。破壊活動を好むギエンはビンセントのような我が道をゆく(?)デストロイヤーも喜んで野に放つんですねえ。その場やって来てイザ逮捕!という段になって「ドモンが居ないから圧縮冷凍できない!」となるタイムレンジャーも冷静に考えたら何しに来たんだ?って感じ(^^;)。
 蕎麦を打ってる時にクロノチェンジャーを外してないのと、なんでドモンには蕎麦粉を30世紀から持ってきたことにしなきゃならなかったのかイマイチ判りにくかったのと(里心を思い出させる為か?)、普通に考えて南半球で蕎麦粉、というか蕎麦の実は栽培されてるのかという疑問は宙ぶらりんなのと、何よりドモンさんが最も30世紀に帰りたがっているという設定を完全無視している点をこの際忘れれば(汗)、文句なしの名作回!というより真の名作というものは多少のツッコミや矛盾点があってもそれが気にならないくらい面白い、というものだと確信してますが、何か?