かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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東映公式つべにてタイムレンジャー第22話「桃色の誘惑」配信

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 こんな確信犯的エピソードに本気で返すというのは野暮かもしれないけど。これはキツイ(汗)。シオン以外の4人がおかしくなるというのは前回と同じだけれども、壊れた4人の描写に、彼らのヒロイズムというか、これまで描いてきたキャラクター性を尊重しようという配慮が欠片も見えないのが非常にしんどかった。個人的にはドモンの目玉ポーンやアヤセの鼻血ギャグ&恭子にメロメロ等の男どもの情けない描写はまだ許せなくもない(実は恭子は髪の毛の蛇を使う以前に、実はさりげなくフェロモンを発して竜也たちの美的感覚を狂わせていたと脳内補完してるのでw)のだが。でもユウリが女を磨いた結果がアレって……すごく反応に困るんですけど(^^;)?同じ女性上位ネタでもターボレンジャーの暴魔族はるな(同じ井上脚本です)はすっごく名編だったのに……。実はユウリは戦いの直前まで広末恭子のことをロンダーズとは全く知らないまま、彼女に対抗しようとしてるんだよね。そこもアホっぽくて嫌だった!相手はロンダーズと判った上であえてバカバカしい行動に走ったというのであれば、物語に対する感想はだいぶ違ってきただろうに。
 ていうか井上敏樹タイムレンジャーという素地を通して広末恭子というキャラクターを描きたかっただけじゃないかと(この回の主役はむしろ彼女でしょう)。しかしながら広末恭子というネーミングからはおふざけどころか悪意が感じられるくらい。全編を通じてある種の底意地の悪さがビンビン伝わってくる今回の話。良かったのは女を磨くシーンで一瞬鏡に映ったユウリの凛々しい表情くらいかなw。

 そういや井上敏樹は「仮面ライダー555」でも勝村美香さんにろくでもない役割を振ってるんだよなヽ(´Д`;)ノ。なにか含むところがあるのかと思っちゃったよ当時は。