ゴーバスターズを8話まで観た感想
- 小林靖子脚本&(タイムレンジャーを彷彿とさせる)作戦をたてて敵にあたる展開&自分にとっては珍しく放送前から注目してる(と云っても初回のひと月前に知ったばかりだがw)俳優さんも出演する……ということで、割と楽しみにしていたゴーバスターズ。で、現在8話まで放映済。ざっと感想を書いてみる。以下、辛口だらけです(^^;)。
- いきなりですが、しかもまだ10話も放送してない時点で恐縮ですが、なんだか毎回同じような話のように見えるのは気のせいか?場面の殆どが任務遂行の為に敵と戦ってばかり。しかも、エネトロンの争奪戦というプロットの制約上、戦いの場所はエネルギーが貯蔵された建物内などかなり似た感じの場所だらけのような。
- 一応小林脚本らしく細やかな人物描写もありはするのだが、日常描写がない所為か?タイムやシンケンに比べるとキャラ描写はあまり前面に打ち出されてないように思える。というか、敵との攻防描写が番組の不動の顔として在って、それをバスター同士やパディロボットとの交流、さらには管理局の内情などでちまちまディテールしてる感じというか。
- しかしながら、この作品構成を自分は好きになれないかというと、実はそうでもなかったり(笑)。一部のクリエイターには垂涎ものの、メカニックバリバリなロボットアニメの世界観を実写で表現しようという作風にはロマンを感じるし(80年代にそれに挑んだのが「バイオマン」と思うのねん)、戦いの描写に重きを置くからこそ人物描写がなおざりにならないように小林氏がメインライターに招聘されたのかな、とも思うし。そう考えると、小林色が薄いのは意図的なのかもなぁ……。
- ちなみにそんな作風の中でも一番「これぞ靖子!」と思うのは忘れた頃に鶏が出てくる場面(笑)。
- ああ、なんか小林靖子論になんてしまった。ライダーならばあまり脚本が誰それとかは気にしないのだが、小林脚本の戦隊はなあ、どうしてもタイムと比較して考えてしまうのだ(^^;)。←悪い癖
- 現時点で一番キャラが立ってると思うのは何と云ってもエンター。パシリ(爆)と幹部の両面を兼ね備えた、主役3人よりも色々詰め込まれた美味しい役どころだと思う。味方側ではヨーコかな。すぐ思ったことを口に出す歳相応のお子ちゃまだけど真っ直ぐないい子。ギンガマンのヒカルの女版って感じ(プロ意識がハッキリしてる分、ヒカルよりも大人か)。
- 馬場良馬さん演じるリュウジはまだ2、3話メイン回を観てみないと本当の意味で贔屓キャラになるかはわからない。赤は……整備士くんの話での態度はアレだったな(^^;)。まあアノ話はサブライターが(それも戦隊初参加の方が)、書いた話だしねえ(とフォロー)。
- メタロイドのデザインがかっこよくて、特に8話のバトルシーンは敵と戦っているのか味方ロボが暴走して同士討をさせられているのか、イマイチ判別しかねたくらいです(笑)。まあブチメカにはよくあることですよ(・ω・`*)ネー。
- そういや、レギュラーらしいヒロムのお姉さんは初回に出てきたきりですな、今の処。
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