かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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チュウヤの人型棺

 先日の話になりますが、巷で話題(になってるのかいな?)のツタンカーメン展に行って来た。日曜の17時過ぎに着いたら20時台の整理券を渡されてビックリ(;゚Д゚)!こりゃ早退を使ってでも平日に行くべきだったかなぁ~とも思ったが、調べたところによると平日でも余裕の数時間待ちとのことで、フリーきっぷが使える土日休で正解だったのかなぁ~と。独りで海遊館に入ってもしょうがないし(´;ω;`)、ひとまず御堂筋まで戻って時間を潰すことに。
 夜間ということで若干人は少なめに済むんじゃないかなぁ~(諦めた人が多数なんじゃないかなぁ)と期待したが、甘かった(^^;)。すっごい人口密度!とても集中して展示品を鑑賞なぞ出来ない蒸し暑さ!!!折角2800円(高い!)も払ったのだからもっとしつこく見るべきであっただろうが、あまりの暑さに終盤のツタンカーメン王墓関連までは飛ばし観、してしまった。というか、実際には人が多すぎてじりじりとしか進めず、その中でなんとか展示品をのぞき込むことしか出来なかったのだが。いや、それなり見ることはできましたが(自分の中では)。

 山岸凉子の名作をイメージ的に補完したい、というのが行った目的だったけれども、人ごみのなかのガラスケース越しでは、三千年越しのタイムカプセルを開けたカーターと同じ感動は味わえないのは仕方が無いのか。漫画内でも丁寧に描写されてた黄金のカノポス容器(今回の展示の目玉!)については本当に容器1本だけで残念。その外を囲う黄金の厨子ごと日本に持ってくるのは流石に無理があったのか……。黄金のマスクも黄金の棺も無かったし(今回展示されてた棺はツタンカーメンの曾祖母のもの……それでも三千年の年月を超えてきた品には違いないけど)、それでも見終わった後で改めてマンガのクライマックスパートを読み返してみると、確かに劇中で描かれた副葬品と全く同じものを「ああこれ、さっきの!」という感動はあるわけで。ライオンの付いた白い容器とか、半身像(漫画版ではマネキン呼ばわりw)とか。

 あまりに盛況すぎて一ヶ月半以上の会期延長も決まったとか。ともかく凄い人気だぞっ、ツタンカーメン!!!