「吸血鬼愛好会へようこそ」を読んでみた（９２年発行）

　ここから「読み返してみた」ではなくなります。

吸血鬼愛好会へようこそ (コバルト文庫)

• 第１話。エリカの大学にて「吸血鬼愛好会」なる正体不明のサークルが存在すると思ったら……やっぱりターゲットはエリカだったでござるというオチ。（前にも書いたが）エリカたちはもう少し出自を隠すように努めたらいいのに……〈汗）。
• 第２話。芸能界の生存競争もの。事件現場を目撃した落ち目の女優が真犯人をゆすって、上等の仕事の役を手に入れようとする（で、殺されるｗ）超王道の展開があるが、プロデューサーや現場監督ならともかく芸能プロダクション社長にそんな権限は無いんじゃ……。
• 第３話。駅伝の話ということでタイトルの元ネタはこの数年前にやってたドラマ！？と思ったら、プロットは同時間帯枠でその次クールにやってた「愛と響子」だったでござる……って観てない人にはなんのことだかさっぱりだと思いますスミマセヌ。