第９５回高校野球選手権大会メモ
- 岩手の決勝は昨年と同じ対決カードに。花巻東は昨年甲子園を逃したリベンジに燃えているだろうが、盛岡大付属は今春の東北大会で準優勝しているし、果たして。にしても花巻東の公式ＨＰは菊池・大谷両名の卒業後の活躍についてもまめに載せていて
宣伝に熱心どすなぁ～ - 宮城では東北が敗退しベスト８入りならず。ここは今年も仙台育英（春季東北王者）となるのか、それとも。
- 山形では日大山形が昨夏代表・酒田南を倒して６年ぶり（←もうそんなになる！？）の甲子園に王手。センバツ組の山形中央は延長戦で敗れ春夏連続ならず。
- 茨城では常総が水城に快勝し春夏連続に王手。決勝で対する霞ヶ浦は何度も悲願の甲子園切符をあと一歩、本当にあと一歩の処で逃してしてるんだよね……（＾＾；）。霞ヶ浦の猛烈な勝ち上がりっぷりには甲子園への飽くなき渇望を感じるなぁ。
- 栃木準々決勝。佐野日大がセンバツ組・宇都宮商にコールド圧勝。昨夏代表・作新学院もベスト４へ。
- 千葉準々決勝。習志野vs成田は習志野が９回裏に２点差を追いつき延長サヨナラ勝ち。専大松戸vs拓大紅陵は専大松戸が１点シャットアウトゲームで勝利。ベスト４はこの２校の他に東海大望洋、木更津総合とどこが甲子園に行ってもおかしくないメンツが揃った。
- 静岡。東海大翔洋（ここも前に出たのはもう１０年くらい前だねえ）が昨夏代表・常葉橘を倒してベスト８へ。一方、センバツ組の常葉菊川は勝利。
- 京都のセンバツ出場同士対決は京都翔英が龍谷大平安に勝利。その前の福知山成美vs北嵯峨（春の県大会準優勝校）が延長戦となったため（延長１１回成美の勝利）、１８時半開始の完全ナイターだったようでｗ。
- そして本日の特筆事項といえばこれになるか。大和広陵が智弁学園に９回サヨナラ勝ち。立田くん温存がドンピシャはまったんですかねー。MAJORの聖秀編に似たエピソードがなかったっけ？？これによって、天理＆智弁学園の永年の牙城が崩れ、この２校の次点的存在である郡山も既に敗退しているため、今年の奈良代表は昭和４４年（！！！）以来、この三校以外になることがこの時点で確定。ついでに今年の甲子園アルプスでは「Ｃ」の人文字が見られないことも確定。ストレートに予想すれば、智弁を倒した大和広陵か、天理に勝った奈良大付（春県大会優勝）のどちらかが優勝しそうだが……。
- 兵庫では滝川二が市尼崎に敗れ２年連続ならず。社も敗退。加古川東＆西も敗退し加古川東西南北全て消えた。しつこいようだがこの中で北が（以下略）。
- 広島準々決勝。春の中国大会準優勝・瀬戸内が、センバツ済美との延長１３回が記憶に新しい広陵を下す。広島新庄もベスト４へ。新庄にはプロ注目投手がいるんだそうで。
- 山口準々決勝。センバツ組岩国商が昨夏代表・宇部鴻城を破る。
- 徳島準々決勝。鳴門渦潮（鳴門第一＋鳴門工）が古豪・池田を破る。
- 福岡のベスト４。九産大九州、自由ヶ丘、南筑、そして門司学園。かなりお久しぶりか、もしくは初出場がかかるところばかりが残る。
- 熊本では済々黌との死闘を制した文徳が久方ぶりの甲子園……とはならず。熊本工が終盤追いつき延長勝ち越しで４年ぶりに捲土重来、夏切符。熊本の高校野球の盟主としてはそろそろ返り咲かねば、との執念もあっただろうか。
