かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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ホットドッグ屋はフロンティアの夢から醒めたのか?

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)

火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)

 この小説について知ったのは探偵ガリレオ原作本の中で触れられてたから。曰く「難解である」とのことだったったので、「銀の三角もーすぐ宙港でーす - 緩慢高楼碑)」みたいなさっぱりちんな内容だったらどーしよ(^^;)と読む前は思っていたのだが、十分判り易かったし各短編それぞれ不思議な味があって面白かった。
 ある事情でほぼ無人になった火星にて、唯一?居残った男性が寂しさから火星上のあちこちに電話をかけまくり、やっとの思いで同じく居残っていた人物、それも若い女性を一人探し当て、ウキウキと会いに行くも、その正体は凄まじい体型の上にとんでもないメン※ラさんだったという話は、時代を先取りしていたのかそれとも大昔からこのテのカンチガイ系出会いエピソードはあったのか、果たしてどっちだったんでしょうか(爆)。