かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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東映公式つべにてタイムレンジャー第2話「見えない未来」配信

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 「未来は変えられなくたって、自分たちの明日くらい変えようぜ­」全50話を貫くテーマとなることになる名言。

 その後数話に渡り、各キャラクターが抱える事情が明らかになるにつれ、「これら各人の伏線が回収されつつこの(明日を変えるという)テーマが貫かれるなら、これは歴代でも稀に見る物語重視の1年になるんじゃないか?」と予感しちゃって(爆)私はこの戦隊にのめり込んでいくことになるんですが、いやー、結果から云うと当方の期待以上に重厚な大河ドラマがこの後1年に渡って展開されることになるとは!本当に楽しい1年だったなー。バイトに卒論に残りの単位回収に就職活動(失敗した……)にゼイゼイヒイヒイの1年でもあったけど。
 そうそう、怪人の巨大化の理由が「リバウンド」なんだよね。戦隊シリーズの中でも随一の突っ込み処「何故1度倒されねばモンスターは巨大化しないのか」に対する実に説得力のある(?)理由付けだば!「等身大戦で圧縮冷凍逮捕されそうになり、捕まるよりはまだ巨大化したほうがマシ」という……上手いなーと心底思ったもん。敵組織の目的も世界の壊滅(ギエン個人としては破壊を好むが)ではなく、あくまで悪どくお金を儲けて裏社会で贅沢に生きるのみ!という(爆)。当初は歴代に比べてなんとしょぼい志(?)の敵……と思ったもんですが、だからこそこれまた「なぜ悪の組織は日本を中心に暴れ回るのか」「なぜ複数の怪人を同時に出してこないのか*1」などというツッコミに明確な理由付けがなされ、敵ボスも社会秩序の混乱は望んでいないという点から描かれる斬新なストーリー展開もあったりして、結果的には上手い設定だったなぁ~、と後になって感心することしきり。

*1:タイムでは怪人たちは同時に暗躍しており、その殆どが表立っての破壊活動ではなかったので、活動を始めた順番というよりタイムレンジャーがその悪事を察知した順番に倒され(逮捕され)ていったという話のつくりであったのだ。