かんまんこうろうひ・はてなブログ編

はてなダイアリーとはてなブログの違いが全くわかりません

私の宝塚観劇履歴書 2013年6月~7月

星組 ロミオとジュリエット 2013年6月 宝塚大劇場

 雪組フェルゼン編を見に行った際、壮さんの朗々とした歌声に感動し、ついでにB席の観やすさにも感銘し、こんなに安く楽しめるなら何か別のやつも観たいな~と終演後チケットカウンターで突発的に購入したのが次回星組公演。人気演目だし、観てみるかと。雪組公演よりもさらに遠いお席(16列目)だったけども、本当にオペラグラスさえあれば十分楽しめた。宝塚大劇場って素晴らしい!(フェ※ティバルホールやグラン※ューブならこうはいかないw)
 DVD(雪組版。もちろんキタさん目当てw)を観たことがあったので、だいたいの流れ、盛り上がりどころは把握していたものの、ラスト、天国で愛と死が一体になり、二人が永遠に結ばれる場面はかなりうるうる。しかし、ジュリエットが無理矢理結婚させられそうになったバリス公爵は、ちょっと能天気そうに見えるものの普通に好青年なので、まったく不良物件には見えなかったw。


宙組 うたかたの恋/Amour de 99!! 99年の愛 2013年7月 梅田芸術劇場

 ロミジュリのような行き違いの悲劇ならまだしも、確信犯的な心中ものはちょっと苦手やなー……と遠慮気味だったけど、ショーがアムールだということで購入。ザ・ストームとパイナップル女王とテルキタのデュエダンが観ればいいやー、という感じで2階のA席を購入したら……ななななんとかなめ様と悠未さんと緒月さんに客席降りがあった!!!ケチらず1階S席を買っておけば良かったああああああ!!!!と激しく後悔orz。お芝居の方も予想外に良くて、せーこちゃん(純矢ちとせさん)のお歌と、かなめルドルフがマリーを撃つ前に見せる激しい慟哭の姿に、こっちが胸を打たれる始末。以降、宝塚の梅芸公演は出来るだけ1階席を買おうと強く誓う。


宙組 the WILD Meets the WILD 2013年7月 宝塚バウホール

 初めて行ったバウホール公演。大劇場銀英伝で双璧を演じたお二人が主演。タイバニみたいな二人組が無法の街で悪漢どもをバッタバッタと倒していく痛快ヒーローものを一方的に(汗)期待していたのだが、今思い返してみると思ったよりも話が湿っぽかった。否、当時の日記に書いたように「カラッと明るい」部分もあったのだが(終盤の敵アジトに乗り込む二人の悪ノリっぷりとかw)、そこに至るまでの道のりが結構長く、主要キャラの殆どが、結局はコーエン神父(一番印象に残ったのはこの人)の暗い情念に踊らされていただけのような……。一方で、心にトラウマを抱えていたジェレミーがエマに励ましの歌を歌ってもらっただけで、一気に立ち直る強引さというのはミュージカルならではの気持ちよさだなぁ、と。
 女賞金稼ぎのエマを演じた花乃まりあさん(その後、花組に移籍)は、トップの実咲凜音さんよりも個性的な役どころに恵まれてるんじゃないか……と思ったら、今は中日劇場でロザリーを演じてらっしゃるという。東京のみりおんと同時進行で(笑)。あと、こういう表現で申し訳ないのですがw、蒼羽りくさんはあの大きな目鼻立ちが、情けないバカ息子役に非常にどハマリしてました(笑)。
 にしても、トップクレジットだった蓮水ゆうやさんがこの公演から一年足らずで退団してしまわれるとは……。

私の宝塚観劇履歴書 2013年3月~5月

宙組 モンテ・クリスト伯/Amour de 99!! 99年の愛 2013年3月 宝塚大劇場

 わ~な~に~!わなに~かけ~てやる~~~っ!

 大長編を1時間半ですっきりわかり易くまとめるために、終盤の展開はほぼ原作無視のオリジナルだが、あれだけ復讐の準備に年単位の時間と調査をかけておいて、アルベールの年齢から逆算して「その」可能性については(一方の当事者であるにも拘らず)裏付け取らなかったかなめダンテスってかなりマヌ……詰めが甘いですよ(・ω・`*)ネー。そりゃ罠にかかるわ(*´・ω・)(・ω・`*)ネーw。
 このお芝居で語られる教訓「知らない人から荷物を気軽にあずかってはいけない」「海上でレモンは金貨よりも貴重」「元恋人と最後に※※※した日付は念のため覚えておくべし」。


雪組 ベルサイユのばら フェルゼン編 2013年5月 宝塚大劇場

 オスアン編を観たのだから、今度はフェルゼン編を観てみるかぁ~とチケ取りに挑戦したものの、なんとか取れたのはB席の端っこ(それまではゼータクにも全てS席鑑賞でした^^;)。これが怪我の巧名?で、宝塚大劇場はオペラグラスさえあえばB席でも十分楽しめる、という事実にこの時ようやく気づくことに。
 いろいろ云われまくった脚本は、フェルゼンとマリー・アントワネット編……ではなく、あくまでフェルゼン単独編、ということで、フェルゼンと彼を取り巻くベルサイユの人々の物語になっていたことは判る。アントワネットの比重が下がってオスカルアンドレに加えてメルシー伯やルイ16世の描写が増え、ベルサイユには様々な愛の形があるとフェルゼンが感銘を受けながら自分の愛の形を追求してゆく……という構成にしたかった、したかったぽいというのも判る。が、しかし!肝心のフェルゼンの愛の形が、追求というよりは、フラフラぶれすぎ。その場その場てコロコロ変わりすぎw。ただただマリーの孤独を埋めてあげたいのか、王妃として立派にやっていけるよう支えてあげたいのか、はっきりしない、恋愛ものの主役として見るには非常にストレスのたまる奴だったw*1。なのに壮一帆さんは格調高く美しく歌ウマく好演されているという、ちょっと矛盾した?舞台だったよーな。
 当時の日記にも書いたけど、あの国境のシーンで、警備隊隊長がフェルゼンにわざと包囲網を突破させようとあえてアントワネットの悪口を云った……という描写にしとけば、それだけでも大分お話の印象が違っていたと思うのですけどねえ。

*1:実は原作のフェルゼンは中盤にはあまり登場しないので、ここらへんヅカ側に描写が委ねられてるんですよねぇ……。

私の宝塚観劇履歴書 2013年1月

月組 ベルサイユのばら オスカルとアンドレ編 2013年1月 宝塚大劇場

 銀英伝にハマったことで、これはベルばらも観てみるかぁとお正月に大劇場へ。原作は愛読していたものの、宝塚舞台版に関する知識は殆どないまま挑んだ観劇でした。アントワネットが出てこないというのは事前知識としてあったものの、いきなりオスカルが衛兵隊転属の処から物語が始まってビックリ!あのル・ルーが登場したのにもビックリ!フェルゼンがオスカルの気持ちを全く考えない自己中心男という描写に唖然呆然。オスカルとアンドレの※※シーンの前に唐突にロザリーがやってきた展開にはお口あんぐり(^^;)。「植田歌舞伎」も「カーテン前」も「説明台詞」もぜーんぜん知らなかったので、イケコ演出の銀英伝芝居のテンポがあまりにも違うことにすごく戸惑いました。でも映像でしか観たことのなかった華やかなオープニングとばらベルサイユの歌唱が直に観れたことは素直に嬉しかった。これが私の初ヅカばら。


宙組 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA  2013年1月 博多座

 本当は東京公演に遠征に行きたかったけれど、もろもろの理由で断念。代わりに1月の連休に福岡へ。公演メンバーが半分になる上に、オーベルシュタインがあの悠未ひろさんから下級生の七海ひろきさんに替わるということで、ちょっとバージョンダウンするんじゃないか……と観るまでは内心思っていたのだが、なんとなんととんでもない、すごくパワフルで楽しい舞台でした。七海さんは悠未さんほどの妖しさは無いものの、ともちんさん不在の物足りなさは全く感じさせないほどの大熱演(この健闘ぶりがこの後の七海さん爆上げにつながったのではないかと私は勝手に思っとります)で、例の就活ソングの場面の「あなたには、私が、必要なのだァー!!!」の表情の凄いことといったら。あと、ラインハルトとキルヒアイスとの逢引き(違うw)を邪魔する場面では、ライに「なんだ」と心底嫌そうに返されちょっと可哀想だった……(^^;)。他にこの公演で印象に残っているのはロイエンタールの澄輝さやとさんとビッテンフェルトの風馬翔さん。大劇場公演ではビッテンだった澄輝さん、どこのシーンだったか、空中の一点をじっと見つめたまま冴え冴えとした表情で階段を下りてきていたのが完全にロイエンタールでありんした(この後の作品では似たようなお役ばかりが続いているのがちょっと可哀想……)。そして、大劇場オフレッサーから一転元帥府入りしたビッテン風馬さんはとにかく元気いっぱいの好演で、博多ネタのアドリブをポンポン出すのが楽しそうだった。あと、ライキルコンビのフレイヤの星、ヤンキルコンビのいつかまた逢える日が本当に本当に心を打つ歌唱に進化してて、あの2場面だけでチケット代のモトは取れたと思ったものです。いや本当に。
 この頃既に私のオペラグラスロックオン最優先(笑)だった緒月ヤン。個人的にグワっときたのは、ジェシカが殺される場面でサングラスをかけて表情をかくすものの暗転直前、感情を抑えきれずに壁を叩くところ。1分後の再登場時には平常のヤンに戻っているというのがまたたまらなかった。
 所々のシーンでモブキャラを演じている諸キャストの面々を探すのも楽しかったし(「バイト」という言葉を知らぬヅカ初心者であったが、双璧がアスターテ慰霊の民衆に混じっているのはすぐ解ったぞ!あと、ヴェスターラントルビンスキーが強制労働に従事してたようなw)、ほぼ若手男役メンバーによるロケットダンスも確かに凄かった!ちょっと怖かったくらい(^^;)。一年後にスカステで映像を確認したが、他公演と迫力が段違い(笑)。

 あまりに楽しかったので、1月下旬の千秋楽までになんとかもう一度観に行けないものかとあれこれ画策したものの、結局諦めることに。未だに新幹線に飛び乗って当日券ででももう1度くらい観ておけばよかったと本気で後悔してる舞台です。この時のフラストレーションは1年と数ヶ月後にとんでもない形で返ってくることに……。

私の宝塚観劇履歴書 2007年~2012年

星組 エル・アルコン鷹/レビューオルキス蘭の星 2007年11月 宝塚大劇場

 原作漫画*1が好きだったということで、生まれて初めて観劇した宝塚歌劇。映像と回り盆を駆使したオープニングは超カッコ良かったが(特にギルダの登場シーンと女海賊の群舞が最高)、本編は少々詰め込みまくりの駆け足ダイジェストだったよーな。ティリアン役*2安蘭けいさんの目ヂカラと存在感が強烈で、柚希礼音さん演じるルミナスはいかにも対峙するのに形勢不利だーっ……(><)という感じが強かったのを今でも覚えている。まさかその後、柚希さんが武道館コンサートを開催するほどの超人気トップスターになるとは……。
 この時はヅカ沼にハマるという迄には至らず、1回こっきりの観劇に。それでもとうこさん、ちえさんというジェンヌ名は覚えたので、安蘭さんの退団時のTBS特番や、柚希さんトップ就任時のフレンドパークといった番組はなーんとなく観ていた。しかし、まさかその時ちえねねコンビと一緒にフレンドパークに出演し、ジャージ姿でウォールクラッシュにベタっと張り付いた星組二番手スターさんがこの数年後、宙組トップになった暁には、せっせと大劇場まで通いつめることになろうとはこの時は全く全く全く予想していなかった……。


宙組 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA 2012年9月 宝塚大劇場

 すべての始まり(笑)。この舞台を切欠にヅカ沼にずっぽり沈んだ銀英伝ファンは数知れず。
 自分的には、とにかく最大の懸念事項であった、歌って踊ってキラキラのタカラヅカワールドにてあのヤン・ウェンリーというキャラクターがどう表現されるのかどうかが、予想外の美事さでクリアされていたのが決定打であった。緒月さんの少年ヴォイス最高!

*1青池保子原作ものといったら、またまた星組で「アルカサル」の上演が今度はバウホールで決まったそうで。個人的には「Z」をやって欲しいんですよね。エピソード4とかバウでやってくれたら万難を排してでも観に行くんですが。

*2:新人公演は今雪組で大大大活躍中の夢乃聖夏さんが主演したそうで……機会があれば観てみたい!

スーパー戦隊魂のこと

  昨年の秋に開催されたスーパー戦隊魂2013は08年以来5年ぶりの2DAYS開催で、しかも20世紀編は影山ヒロノブさん、佐藤健太さん、そして速水けんたろうさんが数年ぶりに帰ってくるというウハウハなラインナップでした。私も佐藤健太ファンの友人を誘って張り切って参加。正直書くと近年の戦隊魂は、自分の中では初開催の04~08年頃に感じた興奮を得るほどの域には達していなかったのですが、久々にどストライクな20世紀戦隊の怒涛の主題歌攻勢を受けて、終演後は足元がほわほわの夢心地状態になってしまいました(・∀・)。皆さん散々書いてますが、私も健太さんのジュウレンジャーのお衣装にはビックラこきました(爆)。あと、バルイーグルのテーマ「夢の翼を」を聴けたのも嬉しかった。

 折しも当日はプロ野球クライマックスシリーズの最終戦真っただ中。ささきいさお氏もMCの中で触れていましたが、戦隊魂初開催だった04年秋は楽天イーグルスがちょうど誕生&始動した時期だったわけで。終演後、ホテルに帰着すると日本一インタビューのまっただ中でした。月日の経過を感じました。

 今放送中の特撮ものはいずれも未視聴。先日書いたとおり、ママンと一緒に住むようになったので、こっそり観るタイミングを測りかねてもいるんですよねえ……。と、いうわけで、トッキュウジャーは主役の顔も主題歌もでてきません(^^;)。一応撮り貯めてはいるけれど……実は関西地方はトッキュウジャーの裏番がタカラヅカカフェブレイクで。宙組のターンが始まったら(7月頃?)、そっちの方を優先しそうな予感も……いや、多分、するな(笑)。

引越ししました&一人暮らしやめました

 ブログをサボっている間に起こった最大の出来事はこれになります。今年1月、大学卒業以降十数年にわたって住み続けてきたワンルームを出て、母親との同居を始めました。成り行き上始めた一人暮らしでしたが、勝手気ままな自分には合った生活スタイルだったので、実母とはいえ十数年ぶりの共同生活をうまくやっていけるのか不安でしたが、今のところなんとかやっております。ひとつ屋根の下に住むことで、母に私のオタク趣味がいろいろバレてしまうではないかとも思いましたが、今のところママンは私が戦隊やライダーを観ていることも、藤澤ノリマサさんのファンであることにも気づいていません。あるいは気づかないフリをしているのかもしれません(^^;)。特撮はともかく、ノリマサさんはバレてもOKじゃないかと思われそうですが、自分の好きなものを親と共有するという感覚が私は大の苦手でして、今後もおそらく隠し通していくでしょう……。
 この引越しによって良かったことと、悪かったことがひとつずつありました。良かったことは永年の汚部屋暮らしから脱却できたことw。悪かったことは引越し先のマンションのベランダ方角が悪く、衛星放送が受信できなくなってしまったこと(号泣)!いや、BSとプレミアムサービスならばギリギリ受信できる(工事業者さん談)とのことなのですが、私はタカラヅカスカイステージ(旧e2でのみの発信)が観たいのじゃーーーーーっ!というわけで、スカステ難民になってしまいました。トホホノホ。ま、銀英伝千秋楽は去年録画出来たので最低限の目的は果たしたんだけどさ……。
 一人暮らしの頃は乱れまくっていた食生活も流石に改められました。きちんと作ると野菜料理って美味しいのな(爆)!!!自主的に改めたことではないとはいえ、栄養のバランスが前よりも良くなったことによって、あわよくば痩せられるのじゃないかとも期待したのですが……甘かった。母親の料理が美味しすぎて(それで生計を立てていた人なのです)、逆に体重が増えてしまった!!!
 ( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \!!!別に彼氏もおらんし、もうどうにでもなれ。

 この後、「スーパー戦隊魂編」「春の高校野球編」「藤澤ノリマサさん編」そして現在どハマリ中の宝塚歌劇(特に宙と雪)編」に続く予定。書けるかな(^^;)。

2011年この漫画がスゴイ男性編の1位

 難波のまん※らけでたまたま1巻を購入。面白かったので2~4巻を楽天ブックスでポチリ。3巻の孫悟空のエピソードは不覚にもじわっときてしまった(ニコニコで鉄扇公主も観てしまった)。最終巻の4巻は正直ネタ切れ気味だなと思ったが、3巻の阿久津氏のエピソードの様になんとか同時期のチャンピォン作家or編集者に話をスライドさせてでも、もう少し続けられないかとも(「百億の昼と千億の夜」と「がきデカ」が同じ編集者さんだったとは!)
 手塚先生にまつわる一連のエピソードに関して、盛ってるか盛ってないかと云えば盛ってるでしょう!どーみても(^^;)。飛行機の中でペン入れって……揺れるじゃん!墨汁は手に持つって……うっかりお隣にこぼしたら大惨事じゃん!墨汁といったら、宿泊先の布団の中でこっそり漫画を描くシーンがあったけど、アレも墨が布団に付いたら大事じゃない!?あと肩がこる。背中も疲れる。うっかり寝たら涎が原稿につく!作画担当の吉本浩二先生も描きながら「無理がある……」と絶対思ってたと思う(笑)。でも、盛ってたって全く良いんですけどね。面白かったし。マンガだし。

 来週フジテレビでこの話を原作にしたスペシャルドラマが放送予定。なのだが……のだが………、予告やオフィシャルサイトを観るとジョーにコレジャナイ感が……(汗)。