かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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DIVE!!ダイブ

 べ、別に「バッテリー」の林遣都目当てで観に行ったわけじゃないんだからねっっ(←ここだけ声色が違うw)。確かに興味を持った切欠はそこだが。

 以下、感想めも。ネタバレあります。

 10メートルという飛び込み台の高さがいかに恐ろしいかよーく判る映画(爆)。校舎や家屋はどれもこれも遥か下になるし、よくあんな場所で役者さんはお芝居が出来たなーと思うw。原作は読了済みだったが、読まずに観ていたら……少しツラかったかも(^^;)。原作では主人公と付き合ってた女の子の心変わりがわりと共感できる風に描かれてるのが(自分もこれは弟に乗り換えてもしゃーないwと思った)、映画だとちょっとサイテーな自己中娘みたいになっていたのが、原作を書いたのが女性で映画を撮ったのは男性だったから……かどうかは判らないけど(汗)。主演の三人はハマッてたし、コーチの瀬戸朝香はカッコ良かったし、夕日に映える飛び込み台は綺麗で、肝心のダイブシーンもど迫力で大スクリーンで観た甲斐があったが……「バッテリー」みたいにもう一度劇場に足を運ぼうとまでは思わないかなぁ。少し「何か」が足りない印象。DVDは買うかもしれんが。
 女性向き(爆)に書いておくと、少年同士のイチャイチャ絡みよりも、富士谷父子のストイックな関係になーぜーかドキドキしてしまった(←何を期待して観に行っとんじゃw!)。そもそも、サラブレッドでチームの堂々たるエースという表の顔と、予想外に繊細で突然のスランプに悩み苦しむ裏の素顔と二面性を併せ持つ要一くんのキャラクター自体が萌え対象なような気がするが(「かっこ可愛い」というのと同じ理屈で)。というわけで自分が原作で好きなのは第三章です。津軽で少年三人がわいわい遊ぶ処も好きだけどね。

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

 エンディングロールを観ていたらいきなり知季の友人クレジットで山田健太の名前が出てきてビックリ!無論、お遊びのキャスティングだろうが……どこに居た!?電話で知季を誘ってた子?と思うが……確信なし。同じく「バッテリー」で巧の同級生役だった女の子が今作では打って変って二十歳ぐらいのお姉さんキャラになってたのにも驚いたが。女優さんは偉大だ……。

※追トラバです→粋な提案 |DIVE!!(上下) 森絵都