グインサーガの40巻目を読んでみた
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1992/09/01
- メディア: 文庫
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平和を謳歌するケイロニアの都サイロンに一人の舞踏教師がやって来た。美貌の青年エウリュピデスはたちまち黒曜宮の人気者となり、皇女シルヴィアにとってもグインと並ぶお気に入りとなるが、グインはその妖しい魅力に不吉なものを感じ取っていた。その予感は的中し、シルヴィアは実は名うての色事師であったエウリュピデスの手によってみだらに篭絡され、宮中より連れさられてしまう。
アムネリアとはこっちの世界でカサブランカに近い花であろうか?
いっくら平和とはいえ、仮にも王宮それも王族のプライベートルームに素性もよく調べてない新参者を入れるってのはないわぁ……暢気すぎるぜケイロニア。あ?グインも当初は新参の身で宮中に出入りしてたっけw??
後半はこれまでになくエロエロアダルト路線で話が進んでいたが、シルヴィアにあんな無体なことをした以上、エウリュピデス=ユリウスはまともな死に方は出来ないでしょう……。いや、死なないとは知ってるんだけど、どうやらグインに殆どコメディのような方法でこっぴどくやられるとか……早く読みてー!