かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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グインサーガの42巻目を読んでみた

 一気読みをしている自分にはいまいちピンと来ないが、リアルタイムで追っかけてるファンにとっては約10年ぶりの再会祭りだったということで(吃驚)。

カレーヌの邂逅―グイン・サーガ(42) (ハヤカワ文庫JA)

カレーヌの邂逅―グイン・サーガ(42) (ハヤカワ文庫JA)

 グインとイシュトヴァーンはそれぞれ一軍の将として数年ぶりの再会を果たす。かつて力になれなかったことを悔いるグインの謝罪をイシュトが受け入れたことで、両者の間には友情が復活するが、グインの脳裏には「彼は昔の彼ならず」というルカの予言が過ぎっていた。一方、グインを追って不気味な山里に入り込んだマリウスの前にはグラチウスが立ちはだかる。

 むーやはり「サイロンがどうしたのだ。イシュトヴァーンの奇襲か!」に至るまでにはもう二転三転ある予定(?)なんですね(もしくはあのアリが何かやらかすか……)。
 さて、マリウスです。ここ暫く彼に関しては扱下ろすことばかり書いてるような気がして彼のファンにはまこと申し訳ない気もするのですが、旅の楽師と名乗ってはいるけれどひょっとしてマリウスって実は一人旅が出来ないのでは……。パロから出奔以降、ナリスの配下の魔道士→グイン(&イシュト)→オクタヴィアといつも誰かしら護衛役?が居たわけで、一人になった途端ゾンビの餌食にかかりそうになるわグラチウスには捕まるわ(汗)。と、またも※※※※に書いてしまいましたが、親しみやすさ取っつきやすさの面では登場人物の中ではかなり上位になるんですがね(少なくともイシュトとお近づきになるくらいなら、彼との方が遥かにマシでしょう)。
 あと、あのゾンビの村は戦の後遺症であのような状況でなったのであれば、とりあえず当事者(?)のケイロニアのお上に苦情の一つでも上申すればよかろうに……。