グインサーガの71巻目を読んでみた
気が付けばレムスは即位してから殆ど、主役としては描かれてないデスネ。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2000/03/01
- メディア: 文庫
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ナリスの決起まであと数日となったまさにその時、リンダがクリスタルパレス内で消息を絶った。しかもヴァレリウスが手を下すより早くリーナスが毒殺され、事態は一気に緊迫の度を増してゆく。ついにレムスを介して顕現する真の黒幕ヤンダル・ゾック。その手中にリンダ、そしてヴァレリウスまでもが落ち、ヴァレリウスの前にはヤンダルの傀儡にしてゾンビーと化したリーナスが現れた。
ミロク教ならぬ、ナリス教でんがな、殆ど……。
ナリスの側近の人たちにとっては、レムスがキタイの手先になっているから云々あたりの事情なぞ、最初から考慮の対象ですらないだろうと確信できる、ナリスに対する盲目的な従いぶりが凄い。命を投げ出すとか、殆ど宗教の域じゃんね。
遂にヤンダルさんがレムスを介して登場。と云うか、レムスの賢君の兆しフラグはどこへ逝ったんだw。あと、アル・モルの霊は?宇宙から来た強敵というから当たり前だが、いきなり無敵の魔王モードを発動させてくれて、リンダとヴァレリウスというナリスサイドの要を二人も手中に収め、はやくもナリス、大ピーンチ!?しかもショッキングな展開が畳み掛けるように続き、パロののほほんキャラの代表格だった(?)リーナスが無残な死を遂げたのみならず、まさか……まさか……あんなことにーーー!ヤンダル、ヴァレリウスに10万ダメージ!!!という処だろうか?折角仲直りできた直後だったというのに……嗚呼……リーナス。
……で、リーナスを毒で暗殺したのは、ヤンダルサイドの差し金だったと解釈していいんだよね?いいんですよねっっ(汗汗汗)!?
読み方、意味を調べた漢字。狷介、けんかい。他人に心を開かないさま。柳眉、りゅうび。美しい眉毛。昏い、くらい。ひがめ、僻目。かたよった考え方。壁龕、へきがん。壁、柱などの垂直面につくられたくぼみ。