「楢山節考」監督の息子が撮ったというのがウリだそうだが……
DVDパッケージを見て「ホラー映画?」と思った人、ある意味正しい。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2012/02/03
- メディア: DVD
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タイトルのデンデラとは、雪山に捨てられた老婆たちが山奥に作った女だけの村(身障者や少数意見派にも最低限の衣食住は保証する一方で、男の姥捨ては見殺し……怖えぇー!)の意……らしいのだが、老婆たちが熊に特攻する際にいちいち「デンデラー!」と叫んでいたので、「熟女魂」みたいな意味も込められていたのかもしれない(え)。
30年もかけて練った村への復讐を、熊一匹におじゃんにされたメイ婆ちゃんカワイソス……と思ったが、30年も経ってたら彼女を捨てた張本人たちもとっくに死んでるか捨てられてるかどちらかになってるのでは?終盤は熊とのスプラッターバトルで血糊もドバドバとの感想が多々見受けられたが、井口監督のあんな作品こんな作品を観たせいかな?あまり強烈さは感じられなかった。暗がりの中での場面が多かったし……熊は着ぐるみだったし。おばあちゃん軍団vs熊!というプロットは素直にイイネ!と思ったんだけど(*´・ω・)(・ω・`*)ネー。
集団バトルもので弓の名手が美味しい部分を持っていくのはお約束。老婆とひとくくりに考えているけれども、百歳から見れば七十歳は小娘。真理である。