かんまんこうろうひ・はてなブログ編

はてなダイアリーとはてなブログの違いが全くわかりません

星になった暴魔獣(初視聴)

 いや~何度見ても「ウーラー街道」の話で洞窟内で力が少年を励ます場面は良いですな。萌える。あんまり良かったので思わずワンシーンまるごとひろってしまった。スカパーに入っていない人は、是非佐藤健太さんの声を想像しながら読んでみてね♪

(洞窟内に閉じ込められる力とマサヤ)

「(マサヤに向かって)大丈夫か?……出口が塞がれてしまったぞ」

(岩をどかそうとするが、動かない)

「来なきゃ良かったんだ。こんなピクニック、来なきゃ良かったんだ(泣き出す)」

「……あっ」

(岩を動かそうとする手を止め、洞窟内のお弁当を探し出す力)

「マサヤくん、これ。お母さんが作ってくれた弁当さ」

「えっ…」

「俺はね、君のお母さんに頼まれて、これを君に届けるために追いかけて来たんだよ」

「そうだったの?」

「さあ、これを食べて落ち着くんだ。こんな時はね、焦ったり泣いたりするのが一番いけない。気持ちを落ち着けるんだ」

「うん」

「さあ、開いてごらん」

(お弁当を開く。一連の混乱で、少し中身が崩れている)

「ごめんよ……折角のお弁当なのに」

「美味しい。おれ、本当は母ちゃんのお弁当食べたかったんだ。こんな弁当」

「ああ」

「ねえ、お兄ちゃんも食べて。おれの母ちゃんが作った弁当!」

「ああ。ようし……うまい!」

 ええ場面や(;へ:)。文字にしてしまうと何てことのない感じになってしまうのが悔しい……。そして何より、こんな良い話がセレクションビデオに載ってないのが悔しい。なんだか先日の感想とズレてきているなぁ。まあ、いいか。
 では、いいかげん12話の感想へ(汗)。

  • 今回の話もすんごく良い話なんですが……制作陣の皆様ごめんなさい。終盤のシーンで笑ってしまいました(^^;)。
  • ラクレボーマは聖獣ラキアの偉大さにうたれて改心し、ラゴーンによって封印されていた暴魔獣であった。その封印をといたズルテンは「ラキアはターボレンジャーに殺された」と大嘘をついて、アラクレボーマをターボレンジャーにけしかける。ズルテンにしては考えた方だよな。
  • 勝手に封印を破られる形となったラゴーン様だが、「ターボレンジャーを倒せればそれで良い」とあっさり認可。結果に繋がれば上下の規律(?)が乱れてもまあよろし、というその姿勢はボスとしてどうなのでしょう?
  • 上記のような経緯で、ターボレンジャーに剣を向けることとなったアラクレボーマ。が、今度は「貴方はズルテンに騙されているのよ!」の一言で剣が一瞬止まる。誰の言葉でも鵜呑みにしてしまう性格らしい。
  • そこへラゴーン様が直接お出まし!アラクレボーマに攻撃を加えたあと一言「さあ殺れ!ターボレンジャー!!!」な、なんか、悪の総統として、そのやり口は少々セコくないですか(^^;)?当然、単純なアラクレボーマは騙される。
  • 事情を知った5人は、当然、本気で戦うことが出来ない。ついに力は変身せず説得に乗り出す。「アラクレボーマ、俺はお前に真実を知ってもらいたいんだ。ラキアと触れあった者同士として」暴魔獣の方はともかく、ターボレンジャーとラキアって交流らしい交流ってあったっけ?あっ、エンディングで毎回夜空を眺めてるあの場面がそうなのかな(嘘)。
  • で、最終的には力の説得が通じるわけですが、そこでアラクレボーマの一言「レッドターボ!お前こそラキアさまの生まれ変わり!」いや、ラキアはこないだまで生きてました。というより、死んでないでしょ。死んでないよね(汗)?
  • ラゴーンのせいで大ダメージを負った上に巨大化させられたアラクレボーマ。そんなアラクレボーマをターボロボは宇宙へ連れて行き、「ラキアの傍へ行くがいい」と遥か星の海へと送り出しました。はいここ!この場面!誰も触れているのを見たことがないから私が書いちゃう!このターボロボが暴魔獣を抱きかかえて飛んでいくシーン。このシーンが思わず変な想像をしてしまうシーンでですねっっ(汗汗汗)!どういう風にアレなシーンかというと

f:id:matobauni:20070111015426j:imageこんな感じ。手に注目。
 普段は面倒くさいので画像キャプなんてしないのですが、思わず貼っちゃいました(爆)。

  • しかし、今回の話は、ターボレンジャーという作品を評価する上で外してはならないストーリーのうちのひとつだと思います。どんなに感情移入できる怪人*1でも最後は倒さねばならなかった宿命を背負っていた戦隊シリーズに於いて、今回の物語のような帰結の仕方を示して見せたのは、結構大きいことだったのではないでしょうか(と、真面目に締め)。

*1デンジマンのアドバルラーとか……古過ぎてすみましぇーーーん(汗)