インドの山奥で
ファミリー劇場でやってた「愛の戦士レインボーマン」がついについに最終回を迎えてしまった。後半はほとんど流し見状態だったが、以下、1年以上かけて観て来た感想をつらつらと列挙。
- 平田昭彦氏演じるミスターKは日本特撮史に残る名悪役だと聞いていたが(「宇宙船」にはそう書いていたぞ)、観た感じ正直かなり小物な性格だと思った。短気ですぐキレるし、「ざまあみろだ!」とか言葉遣いも少し乱暴だし……(ファンの人、ごめんなさい)。
- これまた申し訳ないが、敵の女幹部の人たちは最後の最後まで見分けがつかなかった(汗)。えーと、キャシーにミッチー、オルガにダイアナ、名前は出てくるが誰がどの顔だったかは……。中盤から後半にかけては、打倒レインボーマンに向けてかなり頑張っていたのは認めます。
- つーか「死ね死ね団」は第二次大戦中に日本軍にヒドイ目に遭わされた人たちが復讐のために立ち上がった組織(これまた「宇宙船」で読んだ、たぶん)とのことだが、劇中でそんな説明あったっけ???(単に忘れてるだけかも)
- イグアナ親子。娘役*1のよりも母親役*2の方が10歳も年下って一体……(^^;)。
- 一年を通して一番面白かったのはおたふく会&魔女イグアナが出てた頃(「M作戦編」)だと思う。このクールはかなり熱心に観てた。
- しかし敵とはいえ大月ウルフのあの倒し方*3はあんまりだと思った。
- ブタ鼻を付けたイグアナに塩沢ときの女優根性を見た。
- vsイグアナ(ゴッドイグアナ)戦ではレインボーマンの腕や足を容赦なく串刺し(しかも火のついた棒で!)にする描写があってちょっとびっくり。
- 主人公の先輩役で若き日の小野武彦さんが出ていた。冷静沈着な役どころでなかなかかっこよかったが、途中から出なくなって悲しかった。それにしてもスリーアミーゴスは皆さん、特撮モノに出て入らしたのねん*4。
- 中盤で主人公一家が温泉旅行に行く話は何週間旅館に滞在すれば気が済むねん!とちょっと思った。
- レインボーマンといえば死ね死ね団のテーマ*5だが、個人的にはヤマトタケシの歌の憾み節が耳に残った。なぜかこの歌を主役の兄ちゃんは気に入ってるみたいで(そりゃまー自分のテーマソングだからなw)、ラジオから流れる歌にあわせて踊ってた。
- と、いうわけで全52話通して最も衝撃的な場面だったのは、キャッツアイを飲まされて発狂する主人公(!!!これも十分凄いが)ではなく、宿泊ホテル先のポリネシアンステージでこの歌をヤマトタケシが歌うシーンです。
- レインボーマンことヤマトタケシは初登場時こそ7・3分けヘア(うげ!)のダサさもここに極れり!といった感じの兄ちゃん(性格もアレだったし…)であったが、回を追う毎にどんどんいい男へと進化していったんジャマイカ?つーか、彼の好演無くしてこの番組の成功は有り得なかっただろう。
この人、ピンチの際の「ああ~(泣)」といった声は、実にイケナイ欲望をかきたてるヨイ声だと思う。 - と、いうわけで後半クールになってよしえさんとのラブラブシーンが増えていったのがちょっと妬けたw。
- タケシとよしえ。この二人は劇中一度「解毒の術」という目的でキスをしたことがあるが(といってもタケシはダッシュ1に変身してたんだけど)。
やはりあの術の修行はお師匠様手ほどきでうわ、何をすくぁwせdrftgyふじこlp;@ - 最終回は組織が壊滅して平和な日々を取り戻す……のかと思いきや、最後の最後まで死ね死ね団が暴れまわってくれるお陰で、足の治療のために渡米する妹の見送りも出来ないタケシが可哀想だった。
- それにしてもヨガの眠りのメイクは大変だったろうなぁ、と思う。
あ、結構な量の文章になっちゃったw。それなりに観てた証拠ですな。戦隊も良いけど、孤独に戦うヒーローものって結構好き。でも、仮面ライダーにそれを期待するのはもう無理だろうなぁ。
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