グインサーガの5巻目を読んでみた
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1980/10/01
- メディア: 文庫
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モンゴール軍の大反撃の前に、セム族、そしてリンダとレムスの運命は風前の灯火であった。万事窮すと思われたその時、巨人族ラゴンを友軍としたグインが彼らの前に到着する。ラゴンの圧倒的強さの前に形勢は逆転、遂にアムネリスとモンゴール軍はノスフェラスからの撤退を余儀なくされるのであった。
僅か4日間の期限のうち、山を越え谷を越え竜巻に乗って巨人族の村に辿り着くのにほぼ3日、彼らの援軍の同意を取り付けるまでに半日、このあとどんな裏技でグインはセム族の処に戻る気なの!?……と思ったら、とりあえず山ひとつは秘密のトンネルを抜けて、そしたらちょうど出た所まで味方と敵のほうが移動してきていたので(!!!)、あっさり合流できました……って、どんだけ強運なんだグインは(^^;)。しかも、最もここぞという場面で登場するし。
キーパーソン?と思われたカル・モルが早くもお亡くなりに。え、「あのこと」を話すためだけのキャラだったの!?