グインサーガの外伝１巻目を読んでみた

七人の魔道師―グイン・サーガ外伝(1) (ハヤカワ文庫JA)

　ケイロニア王グインの魂を５人の魔道師が狙っていた。妖しげな術を駆使して侵攻する彼らに対し、グインは旧知の白魔道師イェライシャ、踊り子ヴァルーサの助力を得てこれを退け、続く最強の魔道師ヤンダルゾックの奇襲も撃退することに成功した。

　正伝５巻（「辺境の王者」）でタイトルどおり、辺境の統治者にいずれはなるみたいな話題まで飛び出していたリアードことグイン。

　なんといきなり一国の王様になってるし！
　しかも奥さん貰ってるし（でも不仲みたい）！！
　そんなだから他に彼女作っちゃうし（ああいうタイプが好みだったの？）！！！
　イシュトヴァーンは敵国の王様になってるし！！！！

　グインがリンダやレムスと辺境をうろうろしていた頃ｗよりかなり未来に位置する物語らしいのだが、ブログとか記事とかを読んでいると、どうやら本編が時系列上この物語に追いつく前に未完になってしまったらしい……。うーむ。あの気色わるい悪の親玉（ヤンダル・ゾック）は放置かよ……。