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グインサーガの14巻目を読んでみた

復讐の女神―グイン・サーガ(14) (ハヤカワ文庫JA)

復讐の女神―グイン・サーガ(14) (ハヤカワ文庫JA)

 トーラスで悲嘆にくれる日々を送っていたアムネリスのもとにナリス存命かつ首都奪回の報が入り、彼女は復讐の権化と化す。5万のモンゴール軍を率いて再びパロへと攻め上らんとするが、そこへ奇襲をかけたのは奇跡の難所越えを果たしたスカールの軍勢だった。一方、重要機密を抱えてクリスタルへ駆け込んだイシュトヴァーンは、アルド・ナリスの配下に加わり、ナリスのカリスマ性を目の当たりにする。

 もっといろいろ(1巻分くらいかけて)酷い目にねちねち遭わされるかと思ったが、意外にさらりと済んだな>スカール軍の雪山越え。レムスリンダに先駆けて、ナリスとイシュトがごたいめーん。偉くなるとっかかりを作ったのはいいんだけど、リンダを「迎えに」行く筈が、もうすぐリンダがそっちへやってきちゃうよ?いいの?>イシュトヴァーン。
 そしてアムネです。遂にナリスの生存を知っちゃいましたー。そして予想通りの展開になりましたー。でもそのエネルギーはなんだか空回り気味。やっぱり世の中、惚れたほうが負けなのネ……。