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グインサーガの外伝3巻目を読んでみた

幽霊船―グイン・サーガ外伝(3) (ハヤカワ文庫JA)

幽霊船―グイン・サーガ外伝(3) (ハヤカワ文庫JA)

 ヴァラキア領主の愚弟オリーと諍いをおこした少年イシュトヴァーンは、彼の魔手から逃れるために、港から出航寸前であったカメロンの船に乗り込んだ。カメロンに気に入られ、たちまち海上での生活術を身に付けたイシュトヴァーンであったが、航海を進める彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する恐怖とこの世のものではない怪物であった。

 オリー・トレヴァンって、名前だけなら聡明そうな感じがするんだけどなぁ(^^;)。本編のロータス公(兄貴)は傑物ぽく描かれているけど、イシュト曰く「あんな弟をのさばらす様ではたいしたことない」まったくでござい!……って、感想はそこじゃないです。……なんじゃこの話は!まんまカ○※ン×イ▲ュト(←伏字の意味がない)ではないかぁ!いや、本編でもカメさんはイシュトを「息子分のように気にかけている」風な記述はことある毎にあったけれども……そうなのか?そうだったのか!?ちょっと今回は「外伝だしもうちょっとカメさんのイシュトに対する想いを赤裸々に綴ってみたかったけれども、やはりノーマルなファンタジー小説として出版する以上、ギリギリの部分で(?)、暴走(爆)を抑える中島梓栗本薫女史」の構図が頭に浮かんでしまったw。早く本編でもイシュトに再会できるといいね>カメロン。本当にゾンビになったら一目散にイシュトに抱きつくだろうな、この人。あっ、イシュトの「○○○にかけて」という口癖はカメさんの影響だったんだね。

 何だか予知夢のような場面で、リンダとアムネリスと思わしき描写は判ったのだが、もう一人登場した黒髪黒目の少女が誰のことか判らない。これから出てくるのかな?