グインサーガの外伝5巻目を(途中まで)読んでみた
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1984/12/01
- メディア: 文庫
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- 湖畔にて
妾腹の弟であるディーンはある日、侍女たちが彼と兄とを比較する陰口を偶然聞いてしまった。衝撃のあまり小船に乗って湖のどこへともなく彷徨い出てしまうが、助けられた老人によって自らの出自に誇りを持つよう諭され、兄ナリスのもとへと戻っていった。
なるほど。嫡流ではないしナリスのようにカリスマも無かったけれど、父親に愛され家庭面で満たされていたのはむしろ弟マリウスのほうだったのですな。13歳の彼は雰囲気がミアイルにそっくり。
- 風の白鳥~レムスの恋唄
アルゴスからパロへ出陣間近のレムスは、草原の只中でリン・メイという白痴の少女と出会う。王座の重責からしばし開放されたレムスは彼女に好意を抱くが、彼らの逢瀬は思わぬ悲劇で断ち切られた。
レムスったらすみにおけないわねコノコノコノ(笑)。リン・メイが死ななければ、あるいはもう少しレムスとひとときを過ごしていたら(語らっていたら)、今後の展開は違っていただろうか?