グインサーガの23巻目を読んでみた
表紙はアキレウス帝(と、思う)。顔がちょっと怖い。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1985/12/01
- メディア: 文庫
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柵から解放されたオクタヴィアはマリウスと結ばれ、1から人生をやり直すべくグインのもとから二人で旅立っていった。ケイロニアとユラニアの間で戦端が開かれ、ケイロニアの軍勢を率いるのは豹頭の将軍という報は、遠く離れたパロにも届いた。しかし郷愁に浸るリンダとは対照的に即位したばかりのレムスは冷淡な態度を崩さなかった。一方、ノスフェラスの最深部グル・ヌーから生還したスカールは原因不明の病魔に冒されていた。
って別に原因不明でも何でもないんだけどねーっ。髪が抜けて歯茎から血って、どう見ても放※能ですがな。北の賢者って勿体つけて振る舞ってたけど、あのバリヤー役立たずもええところやんw!まあ130巻まで死なずに済んだからそこそこ効果はあったんでしょうかね。スカールの部下は結局大半は助からなかったのね……セム族がなんともないのは、もともとノスフェラスで生きてきたから?
ケイロニア編。オクタヴィアが一気に女らしくなった(笑)。グインがいつマリウスの正体を知っていたのか一瞬気になったけど、グラチウスが親切に教えてくれてたんですな。おそらく陰謀の真の黒幕である(と思う)グラチウスがユラニアでグインをどのような罠にかけるのかも気になる処。(7人の魔道師ではグインは一気に複数の敵から魂を狙われるけど、あれが初めてというわけではなかったのですな。というか、あの騒ぎの折にはグラチウスは居なかったが……)
パロ編。レムスが予想通りのツッパリ街道まっしぐら(嬉)。どこまでが本人の意思でどこからが憑依の影響なんでしょーか。そしてナリスも大人しくレムスを立てているのが逆に不気味(爆)。