第９２回高校野球選手権大会メモ
- ９８年から続く不名誉な秋田県勢夏連敗記録を押し止める使命を今年帯びたのは、明桜でもなく、金足農でもなく、センバツに出た秋田商業でもなく、２５年ぶりの能代商業！
光星学院はせっかく山田を破ってもこれじゃ意味がないじゃないかぁ……。これまた世紀を跨ぐネタになるが、９９年以降連綿と続いてきた山田＆光星による夏切符独占がやっと遂に途切れた！八戸工大一が以前出た時は鹿児島実の杉内にノーノーされたんですね。その鹿実も今年出るね。- 山形中央がベスト４へ。今年は現時点で２１世紀枠３校がいずれも勝ち残ってる。
- 栃木の決勝は昨夏王者作新学院ｖｓ佐野日大というカード。佐野日大は
早稲田で斎藤祐樹と並んで今秋のドラフト目玉となる予定の大石投手中央大学の沢村投手の間違いでしたｗの母校。 - 藤代と下妻二が準々決勝で敗退！茨城のベスト４は水戸商（ここも１０年くらい夏はご無沙汰だが）と除けば、甲子園初出場がかかる高校ばかり！（霞ケ浦のみ春１度出場アリ）
- 本日の埼玉準々決勝２試合が物凄く対照的な件。春日部共栄は準々決勝で敗退。
- 春季関東準優勝・習志野、準決勝で散る。成田はエース唐川の頃届かなかった甲子園に王手。そして、東海大望洋は春夏連続、夏は初出場に王手。ちなみにどちらもノーシード！
- 本日の西東京はどちらも兄弟校対決。日大鶴が丘っていつか鹿児島実にボコられた記憶しかなかったけど、今年は春の都大会優勝だったのな……と思ったら、４点差を追いつき延長１４回日大三の裏の攻撃を耐えに耐えて、遂に春のセンバツ準優勝校ここに敗退！早稲田実も全国制覇以来の夏に王手。
- 虎の子の１点を守りきるというおよそ「らしくない」戦い方で常葉菊川がベスト４へ。常葉橘も名乗り。決勝で常葉対決、なるか？
- 本日の関東も凄まじかったが、山梨の準決勝も負けず劣らず。第一試合が延長１５回サヨナラならば、第二試合は９回逆転満塁サヨナラホームランだとぉー！！！（←代打かどうかは知らん）春季県王者にして久々昇ってきた公立の雄・日川も話題性としては申し分ないが、勢いに乗ってるのは３回戦で東海大甲府に圧勝し、準々・準決と大逆転試合をものにしてみせた富士学苑（こちらは春夏通じて初、がかかる）かなぁ……。ちなみにこの２校、去年から秋・春の県大会と１回戦で当たり、結果一勝一敗。そして明日は決勝で相見え！なんじゃこのヤーンの導きは（←すんません。今読んでるグインサーガの影響ですｗ）。
- 初の甲子園に王手は隣県の長野にも。長野日大を破った松本工が松商学園に挑む。
- 昨夏甲子園で１勝した日本航空石川がコールド敗退でベスト８に入れず。
- 滋賀３回戦で昨夏の決勝カードが再現も、近江は滋賀学園にリベンジならず。
- 宇治山田商を破った近大高専が４回戦敗退。
- 関大北陽が東海大仰星に１点シャットアウトで敗退。
- 向陽が和歌山ベスト４に名乗り。和歌山の４強は近年の常連２校に超のつく古豪２校とそうそうたるメンツである。
- 鳥取も米子北は初出場がかかる。春季は八頭が圧勝しているが、果たして。
- 準決勝で高知高校が高知商業にサヨナラ負け。明徳義塾は夏の舞台に今度こそ返り咲きなるか。
- 鹿町工の今村賢くんの夏はベスト８惜敗で終わる。清水監督の佐世保実の無双ぶりは０８年の清峰の勝ち進みぶりを連想させるが。
- 福岡の代表は６年ぶりに西日本短大付に。やはり新庄バスで乗り込んでくるのだろうか！？
