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グインサーガの34巻目を読んでみた

愛の嵐―グイン・サーガ(34) (ハヤカワ文庫JA)

愛の嵐―グイン・サーガ(34) (ハヤカワ文庫JA)

 イシュトヴァーンとアムネリスの噂をナリスより伝え聞いたリンダは激しく動揺し、彼と口論になってしまう。その様子をリンダを崇拝するアウレリアス伯爵が誤解したため、事態は一気にナリスとアウレリアスの決闘騒ぎにまで発展することに。だが、その決闘の最中、不思議な予知夢を見たリンダは聖なる巫女としての使命に目覚め、ナリスとの結婚を決意するのだった。

 ってそれでいいのかよォ!?!?!?劇中でレムスの心が宇宙の果てよりも遠いとか嘆いてたが、私にはアナタの心のほうがさらに那由他の果てにいっちゃったように思える。>リンダはーん!神々と自分を隔てていた存在(と言ったら聞こえはいいが、要は現在に至る布石扱いじゃないか!)呼ばわりされてイシュト可哀想……。ナリスもナリスだ。彼がリンダを好きだったなんてこの巻で初めて知ったよ……。ちょっとディーンの代わり扱いじゃないかと思わなくもないが。何をどう意思表示したわけでもないのに、何が「辛く当たってるのは。あなたの方ですよリンダ」やねん。決闘の決着のつけ方にしても、相手にとって最もカンに触るやりかたで終わらせるってのがどうも……。