かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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グインサーガの38巻目を読んでみた

 婚約者アルミナがパロに入城したことにより永らく頑なだったレムスの態度にも氷解の兆しが現れ始め、ナリスと正式に夫婦になったリンダは、摂政の妻として王の姉としてレムスの補佐をせねばという自覚を強くする。一方、身重の妻オクタヴィアとともにトーラスへ「里帰り」をしたマリウスは、煙とパイプ亭の息子ダンより救国の英雄イシュトヴァーン将軍に関して重要な相談を持ちかけられるのであった。

 レムスの感じが柔らかくなって、神様ヤーン様アルミナ様様なのはとっても良いことだと思うのだが、劇中の一文「レムスとアルミナの婚約はナリスとリンダの様に熱烈な恋愛ではなく云々」……誰と誰が???しつこくてホントすみません(汗)。パロはおそらく今が幸福の絶頂なんでしょうが……高みを極めたら、後は落ちていくだけなんじゃないかとも。幸福のヴェールを1枚剥ぎ取ったその下には、諸外国の有事やら国内で事を起こしたがっている諸分子たちが甲子園球場阪神戦7回攻撃直前のジェット風船状態になってるんじゃない!?……ヌヌスなんてもう飛び立っちゃってるかも???

 意外な事実。リギアって、クリスタルパレスの中では評判がよろしくなかったんですね……知らんかった。パロ解放の折にはあんなに体も張って活躍したのに……そんな悪評にすりかえられるとは悲しい。スカールともお似合いだったし。おそらく、女官たちのやっかみ半分という設定だろうな。