かんまんこうろうひ・はてなブログ編

はてなダイアリーとはてなブログの違いが全くわかりません

量感の形をとった色

 サントリーミュージアムが年内で閉館してしまう。とても残念。勿体無い。昨日約1年ぶりに訪れたが、土産物コーナーも品数的に縮小されてて、寂しくなった。が、よく調べてみると、来年以降は保蔵の絵画ごと大阪市の管理下に置かれるらしい。名称を変えて、芸術の発信活動は続けられるのだろうか???でっかい3D用映画館もあるし。

 昨日行った特別展は、19世紀~近年の洋画、彫刻を一堂に集めたものだったが、モネのほわほわした風景画やピカソの一筆書きみたいな絵は判り易く受けとめられる。タイトル不肖の子供の落書きのような絵(かなり最後のほうにあったやつです)もお偉いさんが認めればそれも芸術であろうと飲み込めないことも無い。が、が、が!フォンタナの空間概念というシリーズだけはなんでこんなのが芸術になるのかと(汗汗汗)。

  • no title←これで世界的歴史的な芸術。

 いや、正確には全面ピンクの厚いカンヴァスを内からか外からか柔らかく引き裂いたかのようなやつ(上のリンク先にもありますが、展示されていたのは別の作品でした)は妙な迫力がありましたが、単に切れ目をいれたのは、最初に絶賛した奴出て来いと小一時間(以下略)。