かんまんこうろうひ・はてなブログ編

はてなダイアリーとはてなブログの違いが全くわかりません

サマー・スペシャル・ポップスコンサート 7/29

 このカテゴリで書くの久しぶりだなぁ(爆)。ちょっとスパンを開けて聴く生ノリマサはなかなか新鮮であった。
 愛知県は名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサート。ゲストボーカルは藤澤ノリマサさん、そしてタクトは「このアルバム(asin:B0058VUEFC)」をリリースする際にもノリマーと組んだ藤野浩一さん。全員黒の演奏服でキメている中で、一人だけ真っ赤なブレザーを着こなす伊達っぷりであった>藤野さん。トークも軽妙だったな~。ダジャレは寒かったけど。
 開演前に配布されたプログラム。そのプロフィル欄を見て目玉ポーン(AA略)。

f:id:matobauni:20120731223822j:image公式曰く「命名される」って!……ちなみにニューアルバムのチラシにも同じ様に書かれてた。

 第一部は映画音楽名曲選。第二部が藤澤ノリマサくんを迎えてのポップスオーケストラ。前半のセトリは藤野さんが好きな映画音楽からチョイスしたとのことであったが、藤野さんは「アメリカ物語」(わー懐かし!てか、なんであの国はネズミをアニメの主人公にしたがるんだろう……)なんてのも観るんだ……ふーん。「風と共に去りぬ」は数年前にデジタルリマスター版を劇場で観たのでだいたいの内容は記憶にあり。藤野さん曰く「15分くらいのメドレーで、5分過ぎに眠気を誘う感じになりますので気をつけてください(笑)」とのことであったが、実際には舞踏会シーンの超アゲアゲ曲であった(爆)。ね、眠れるわけがないw。
 んで、お目当ての第二部です。実はとった席が通路側だったので、内心「アノ演出」やってくれないかな~と思っていたら、本当に後ろの入口から登場してくれた(笑)!ええ、目の前を通っていってくれましたとも(嬉)。しかしいつも思うことだけれども、本当にうまく握手にも対応しつつ、一曲かけて上手く舞台にたどり着くもんなんだなぁ~と(計算してるんですかね、やっぱ)。ノリマサ版「君に瞳に恋してる」は今回はやっと聴くことが出来たのだけれども、ただただ、ハマってるな~と。是非ゼヒレパートリーとして今後も聴かせてほしい。歌い終えたノリマサくんに藤野さん「杉様みたいな登場のしかただね~」ノリマー「今度藤野さんもやってみたらどうですか?こう、指揮をしながら……」←いや、指揮は流石に無理だろw。上記のとおり藤野さんとは旧知の間柄なので、二人のトークも弾みまくるついでに「本日は僕のコンサートに来てくださって……あ、すみません!今日は僕はゲストです(汗)」大チョンボ発言まで(しかも2度)。大慌てで藤野さんと名古屋フィルに頭を下げまくってました(^^;)。
 というかですね、舞台前面にグランドピアノをデン!と置いたがために、舞台が殆ど塞がってしまい、本来舞台上を動き回るタイプ(だよね?)のノリマサさん、間奏中に移動するときには

f:id:matobauni:20120802205429j:image舞台を降りて客席最前列前を行き来するという斬新な(?)方法を選択。というか、どんだけ舞台上に盛ってるんだ!?という感じ(^^;)。楽器を減らすわけにはいかないし、それでも動き回りたかったのね……。あと、本日は「君の瞳」を含め初めて聴くカヴァーナンバーを3曲も聴けてお得であったが、正直、ゴッドファーザーとエルヴィスコステロの「She」 は殆ど譜面台から目を(以下略)。

 特筆はアンコール前の「VINCERO」と、アンコール一曲目の「心のアルバム」だったかなぁ、と。ヴィンチェロはとにかくアレンジが厚くてカッコよくて、今回限定といわずどこかで再演して欲しいくらいの出来だった。というか、録音してないかな。心のアルバムは弾き語りしつつ歌うノリマサくんの気持ちが伝わってきたというのもあるけど、ノリマーが作った曲はどれもこれもオーケストラアレンジがハマるような……(何故か過去の日記で「夢の途中」「愛の奇跡」のオケVerが良かったと書いてる自分)。しかし必ず最低一曲は自分の作曲をレパートリーに入れてくるんだな。

 名古屋フィルというのは日本でも有数の伝統あるオケだそうで(勉強不足でスミマセンw)、積み重ねた歴史のなせる技か?それとも藤野さんとノリマサくんの気心の知れた間柄だっ為か?それとも数度目の鑑賞にして私の耳がようやっとオーケストラに慣れたのか(爆)?非常に「余裕」を感じたコンサートであった。個人的には今までのオーケストラコラボ系では1番良かったです、はい。

アメリカ物語 [DVD]

アメリカ物語 [DVD]