かんまんこうろうひ・はてなブログ編

はてなダイアリーとはてなブログの違いが全くわかりません

もう毎回クライマックス

 リアルタイムでりぼんを読んでいた世代には懐かしのフレーズ。柊あおいの「星の瞳のシルエット」の煽り文句(?)である。

 学生時代に買っていた漫画本が大量(ダンボール○個分www)実家から押し付けられて送られてきたので、10年ぶりに読み返した。

 考え無しの小学生だった頃は早く主役(香澄)と相手役(久住くん)がくっつけばいいのにとしか考えてなかったが、今回読んだら香澄がムカついてムカついて、特に4巻ラストの「彼とは友達」→「もうやだーっ」の下りは本を投げたくなった(なんであんな奴に周りの友人連中は味方するのかと小一時間w)。寧ろ真理子に感情移入しながら読み進めてしまった。特に高校進学後、学校が変わってしまった久住くんを一目見たいばかりに駅でまちぶせする姿は今読むとかなり切ない。「付き合ってくれてありがとう」の言葉の重さに眼の奥がですね……ツーンと(^^;)。真理子がいなかったら、20代となった今、この漫画を最後まで読了することは無かったと思う。


 柊あおいの漫画は「耳をすませば」「銀色のハーモニー」まで読んだが、ラブストーリーよりもリリカルな表現に拘る作家さんという印象を子供ながらに持った。が、まさかジブリ映画の原作として有名になるとは思わなかったw。