かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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空祭inロフトプラスワン その6(完結……しなかった!)

 「スカイライダー」以外で私が好きな村上弘明出演作は「腕におぼえあり」でございやす。つーか特撮にすっ転ぶ以前は村上氏のことを青江様って呼んでましたから(笑)。あのチャッチャ♪チャッチャ♪というメインテーマにのって繰り広げられる刺客との対決シーンがスピーディで、スリリングで……好きだったなァ。いきなり敵がスーッと消えたりもするんだよね、特撮みたいに(爆)。以上、脱線でした。
 水木氏、グリーンズは一旦楽屋に下がられ、最後のゲストの登場です。中屋敷哲也さん!!!数々の仮面ライダーを演じたスーツアクターであり、スカイライダーその人。もう一人の筑波洋とも呼べる人物です。もう舞台に上がる前から大騒ぎ。握手攻め。えーと、よく知らないけどこういうイベントに中屋敷氏が参上するのは初めてなのかな???舞台に上ると村上氏とがっちり握手……じゃなくて抱擁!しかもしばらくの間ずっとっ!!!中屋敷氏は実は村上氏と同じく岩手県出身で、同郷の縁もあり村上氏が新人でお金もあまり持ってないこともあって宿泊、飲食、車による送り迎えまでこまごまと面倒をみていたのだそうな。「村上ちゃんが先に帰ったと思ったら、車の前で待っててくれて驚いたよ」「僕と村上ちゃんと同じ部屋で一緒に寝てたんだけど、二人とも体が大きいから細君が寝る場所が無いって怒ったんだよ」何その仲良しこよし(爆)。つか、中屋敷さんて正直強面だし、素顔でTVに登場するときは怪人の人間体役とかでコワかったのに、なんだか私の目の前にいるのは非常に仕草の可愛らしいおじさんという感じなのですがw。平山氏と同じく何度かマイク持つの忘れるし。舞台上で村上氏と思い出話に花が咲く様は、まるで天然気味の兄をしっかり者の弟が支えてるみたい(^^;)。どっちも50過ぎのおじさまなのですが……。ずばり表現したら変身前×変身後みたいな(爆)。ふつー逆だろっっ。←つっこみ処が違う

 村上氏「中屋敷さんにアドバイスされて毎日立て伏せ70回やりましたね」
 中屋敷氏「持久力がつくんだよね」
 村上氏「撮影に行く、というよりアスレチックに行くという感じでしたね」この時鍛えたことが、のちの時代劇の殺陣のベースにもなったようです。

 美潮氏「あの、特訓シーンがあったでしょ。あれってまるでいじめじゃないですか」←会場大爆笑!上の動画参照。
 村上氏「いや、中屋敷さんとそれ以上の特訓をしてたから。慣れてくるとアクションのハードルを上げたくなるんですよね」

 前にも書いたとおり撮影当初無免許だった村上氏も、中盤にはバイクに乗れるようになり、撮影の合間をぬってウィリー?アクセルターン?そしてジャンプなどをこなせるようになったのですが、スタッフからは「危ないからバイクスタントはやめとけ」と止められてしまい、それでもある時宮内洋氏(←またかい!)に爆発の中をバイクで走り抜けるスタントを「やってみたら」と勧められ、挑戦したそうなのですが……。

 村上氏「途中までは上手くいってたんですけど、最後の火薬がなかなか爆発しなくて。怖い怖いと思いながら続けてたら目前で(!)爆発して、それでもなんとかくぐり抜けたらカメラマンさんが逃げてて……w」ひでえ。あと、高層ビルの上で「変身、トゥ!」とやる時に「もっと前に来い」と云われて縁スレスレに立ってジャンプしたら後数センチで転落してしまうところで「お前無茶すんな~」とか云われたとか(^^;)。

 中屋敷氏「でも素顔でアクションするって大変なんだよ。俺は変身後だからカッコよく立ち回ればそれでいいけど、変身前はそこまで強くちゃいけないからやられたりピンチになったりする芝居がいるし難しいよ。あと、爆発とか高いところに立ったりするのは面つけてるから出来るんだよ。素顔さらしてたら出来ないよ」

 中屋敷さんといったら「V3」で50メートル(!!!)くらいある煙突のてっぺんに登ったことが超有名ですが、それもマスクをつけてよく見えないからこそ出来たんだそうな(^^;)。「宮内くん(←またまたかい!)なんて命綱を『見えるからヤダ』って断るんだよ。信じられないよ~」

 中屋敷氏「体が大きいと、普通よりモタモタ見える。だから僕や村上ちゃんはスピードがあるように見せるのが難しかった。昔は小柄な奴が京都(=チャンバラがある時代劇撮影)にまわされてた。大柄な奴は現代劇の東京。それが今では……」
 村上氏「今でも(時代劇撮影は)大変ですよ。門とかくぐるのに屈まなきゃならないし、烏帽子とか被るともう大変」
 美潮氏「空を飛ぶ撮影とかどうでした?」
 中屋敷氏「あれは2、3時間吊られたよ~。最初は上半身だけ吊られて足を伸ばしてたんだけど、とてももたなくて。今度は踵も吊られたら苦しい体勢になって……しかも女の子を背中に乗せる話があって」
 美潮氏「まるで拷問じゃないですか!!!」しかも合成は後からだからその時はどんなシーンになるのか全く判らなくて、それがまた辛いらしい。
 村上氏「そんなに大変な思いをしたのに、苦情がきて、飛ばなくなったんだよね」
 美潮氏「いったい誰がそんなことを思いついたんでしょうねえ」舞台上でうんうんとうなずくお三方。そしておそらく楽屋でこのやりとりをモニターで観てる平山氏(爆)。

 あああああああああああ~終わりませんでしたッ。完結編は明日以降の日記にて。

仮面ライダー 第8号 (OFFICIAL FILE MAGAZINE(オフィシャルファイル マガジン))

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