グインサーガの8巻目を読んでみた
クリスタルの陰謀―グイン・サーガ(8) (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1981/10/01
- メディア: 文庫
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嵐の最中、海に落ちたグインは不思議な船に救われるが、謎は深まるばかりだった。互いへの愛を誓い合うリンダとイシュトヴァーンだが、たどり着いた島で海賊たちに囲まれ絶対絶命に。一方、草原ではついににパロ援軍の反撃の狼煙が上がる。しかし、その報を受けたアムネリスはナリスとの結婚準備に夢中で、もはや軍事面への関心は薄れつつあった。
前の7巻辺りから、劇的な変貌を遂げたキャラが約2名。レムスなんてノスフェラスに居た頃は1番目立たなかったのに。しかも頼もしい……というよりどことなく不気味な成長ぶりが、吉と出るか凶と出るか気になるところ。そしてアムネリス、鉄血の女戦士が恋に落ちるとアラフシギ!なんて既にテンプレ化している展開wだが、いくらなんでもそんなに判り易く嵌るなんてwww。ナリスも内心、キタ━(゚∀゚)━!!!!!を連呼してるんじゃなかろうか。ナリスといえば、弟マリウスとの関係も単純な仲良しこよしではないようで。ついでにリンダもイシュトと恋人宣言したとはいえ、どうもイシュト一筋まっしぐらではないし、人間関係が複雑怪奇になってきました。
一方で、アルゴスのスカールとリーファは素直にラブラブで安心できるのぅ*1。