もう会えない、なんていわないよ

　１０代の少年が主人公の宮部みゆきってずいぶん久しぶりのような……（ドリー○※スターの続刊まだぁ？）

小暮写眞館 (書き下ろし100冊)

　かつて写真屋だった建物に移り住んだ為に次々と心霊写真（？）をめぐる事件に巻き込まれてしまう少年が、写真の謎を解明する中で家族と自己のトラウマを癒してゆく話。とりあえず東宝怪獣映画より東映ヒーローものを好む者としては、宮部センセイは「電子戦隊デンジマン」はご存じなかったのか。それともへドリアン女王という有名な悪役が存在することに本当は言及したかったが、大人の事情で割愛したか。それとも単に無視したか。はたしてどれなのか気になるところだ（笑）。