アラバスタ迄しか記憶にない私が10年ぶりにONE PIECE2巻を読んでみた
- 作者: 尾田栄一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: コミック
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2巻目にして話は殆ど進まない(笑)。が、面白い。早くも悪魔の実を食べた敵が登場するが、この頃のルフィ(とゾロ)は常に余裕が感じられるんだよなあ。ワルぶりながらも悪に徹しきれないナミ。海賊を憎みながらも犬の為に戦ったルフィに素直に自らの誤解を謝るナミ。端的な場面に単純ならぬ彼女の事情が伝わってくる。でもこの巻で最も熱くなるのは病死した主人の店の番を一途に続ける犬のシュシュでしょう……シンプルな面構えがまたいいのだ(笑)。
2巻は凶悪三昧だけど実はそこまで強敵じゃない(爆)バギー海賊団との決着がいよいよ大詰めになる処まで。ナミを航海士として迎え入れる決意を固めたルフィだが、彼女のほうははたしてこのあと着いて来る気になってくれるんだっけ?