かんまんこうろうひ・はてなブログ編

はてなダイアリーとはてなブログの違いが全くわかりません

グインサーガの61巻目を読んでみた

 タルーとネリイを倒すべく進軍するイシュトヴァーンのもとに、二転三転する状況に困惑する大公アムネリスからの帰国要請が届く。当然それを拒否した彼は、仕方なくカメロンを説明役として帰国させるが、当面本国からの援軍は望めず、数の上では圧倒的に不利な状況で敵に当たることになった。アリを初めとするこれまで殺した者たちの亡霊にうなされつつ、イシュトは秘策を練るのだが……。

 前巻で死んだアリストートスが早くも亡霊となって再登場。早っ。しかも、死んだことでむしろイシュトヴァーンと同化?したことを喜ぶとは、これぞアリ!いいぞアリ!という感じ。どうせ醜く生まれついたのならば、とことん歪んでみせるのもひとつの意地であろう。私はこの亡霊アリのしぶとさ厭らしさを結構買っている。というよりこの世の存在ではなくなり、イシュトへの執念のみが純化したことによって、ここからがアリストートスの本領発揮となるのではないかと期待もしたりして……(^^;)。
 イシュトヴァーンがゴーラを統一するのはもはや判っているので、結果の明らかな戦記ものを延々書かれても……正直、読むのはかなりしんどい(汗)。どこ街道を進むとか、どの砦に陣を敷くとか、そんなのは全部飛ばし読み飛ばし読み飛ばし読みでーーーーすっっ!!!え?地図?そんなんありましたっけ?面倒なのでいちいち見返すのは大分以前にやめましたw。

 あ~~~!早くスカール出てこないかな~~~~~っと。