かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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よく当たる予言者とは不幸ばかりを告げる者

黒鳥―ブラック・スワン (白泉社文庫)

黒鳥―ブラック・スワン (白泉社文庫)

「占いや予言はやろうと思えば簡単にできるんだよ。相手に不幸を告げることさ。実際は来もしない不幸がやってくると脅してお金や品物を巻き上げる。これなら誰でもできるだろう?」
「でも、もしその不幸が本当にやってきら?」
「その時はね、不幸がやってくると告げた預言者の言葉が当たったことになるのだよ。気の毒にも不幸は避けられなかったが予言は当たった、とね。だからよく当たる預言者とは不幸ばかりを告げる者のことを言うのだよ」

 ↑作中のこのやりとりで私が真っ先に連想したのは去年と今年の(罰が当たるのが怖くて書けないw)。いや……後厄だから……ね。

 ナタリー・ポートマン主演の映画が昨日から公開されているが、自分は「心の闇と向かい合う=黒鳥の踊り」というと、この漫画が思い浮かびます。と思ったら、映画の公式ブログでも触れられているのでやんの!(しかもこの漫画、半分実話なんだよね……)
 先日テレビでローザンヌ決勝を観た影響か?ナタリーの映画を観に行こうかな~という気分になっている一方で、噂によるとバレエ映画というより、ホラー映画という趣きらしいので、ちょっと一人で行くには……と思案中(←かなりのビビりw)。