グインサーガの128巻目を読んでみた
表紙のキメたお姉ちゃんはどなた?マリエさん?
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/08/07
- メディア: 文庫
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フロリーとスーティの居場所は突き止めたものの、聖地ヤガの予想外のいかがわしさに衝撃を受けるヨナの前に《新しきミロクの教え》を広めようとする者達が姿を表し、ヨナを無理やり仲間に加えようとする。従来の教義を否定するばかりか、全世界を《新しき教え》の下に支配しようとする彼らの異常さに気づいたヨナとスカールは即刻ヤガを立ち去ろうとするが、ヤガの中枢を蝕む何者かは恐るべき正体を彼らの前に顕しつつあった。
とりあえずバランがアホすぎる (*´・ω・)(・ω・`*)ネー。
あの使えなさ加減(実は人のことは云えないかもしれないw)はドンくさいというよりは状況認識が致命的に欠落しているというダメダメさかなあ。前巻であれだけヴァレリウスがくどくど念押ししていたというのにさぁ……右から左に抜けていたとしか思えない。ヴァレとは別の意味であんな魔導師も居たんだなって感じです>バラン。
案の定な正体をついに見せ始めたミロクの中枢部。黒幕はグラチウスかな~?それとも……って、突出欲の強いだけで世界征服には興味がないグラチーが普通に考えてあんなことに着手する理由がないとなると、思い当たるのは一人しかいないよな~(まさかここまで来て新たなラスボスキャラを登場はさせないでしょう!)。引き込まれた者たちが自我もしくは人間性を失ってるらしきのも「魔の胞子」に酷似してるしさ。
グラチーはこの巻では久々に出てきて冒頭でシルヴィアにちょっかいを出してたけど、グラチウスと手を組むか何かして、シルヴィアは「売国妃」になる予定だった?国を売るなんて上等な行為を働く以前に、ki印に片足突っ込み始めてるみたいだけど(泣)。ああなんで、グインは彼女を見捨てたかなあ、平安をもたらすどころかまるっきり逆効果じゃん。