かんまんこうろうひ・はてなブログ編

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大葉祭 in ネイキッドロフト 6/24

 本当は行く予定ではありませんでした。んが、次の日の上京が確定しちゃったしぃ~~(6/27の日記参照)ということで、当日券抽選に挑戦。なんとか入ることができました。感謝、感謝。
 ちょっと早めに会場に着いたんですが、ふと気がつくとちょっと目ヂカラのあるカッターシャツ姿のオジサンが大荷物と共に向こうからテクテクと……大葉健二さん本人でした。ああして見ると、普通のおじさま♪

 前半歌われたセトリ。この間にトークが入ります、念の為。

  • ダイレンジャーOP←前回の主役和田さんつながりで。和田さんと大葉さんの縁は先日より公開中の戦隊映画を見れば納得。
  • 快傑ハリマオ←幼い頃憧れたヒーローより。これ、内田直哉さんも歌ったよね?(2010年3月2日参照)
  • キカイダー01←スーツアクターをやってたので。顔出し出演も少々。
  • 雪国←全くの余談ですが、私は幼い頃ギャバンの変身前と吉幾三は同一人物と思ってました(本当)。

 歌は普通に上手かったです(笑)。あと、かなり寒いダジャレを連発してました。本当は書き留めるなり意識して記憶するなりしたかったんだけど……超満員の店内(曰く「個人祭では史上最高の人の入り!」)で、立ちっぱなしで、実は足も痛くて(ので、ところどころ記憶が飛びましたw)、いつもの340祭レポ日記と比べると今回はかなり記録が曖昧です……でも、インパクトのある一言というものはどのイベントにも必ず存在するものでして。

 本日の名言「象との撮影でゾーッとした」判りますか?……判りますよねっっ(汗)。私の中3時の担任が大葉さんに負けず劣らずのダジャレ連発魔で、授業の度に教室を凍りつかせてくれたものですが……大葉さんはその先生よりは、上手いですよ。かなりどうでもいいけど……。

 後半セトリ。

  • いつでも夢を←340さんとのデュエット
  • UFO←地球の男に飽きたところよ♪の歌詞で「ああ、だからチョイスしたのか!」って。宇宙刑事だから……。
  • バトルフィーバーJ(当たり前だけど、名乗り付き)←コーラスと掛け声が完璧だったのも書くまでもない
  • 電子戦隊デンジマン(書くまでもないけど、名乗り付き)←コーラスが(以下略)
  • 父よ←大葉さん自身が担当したギャバンの挿入歌。曰く「発音間違えたらやばいですね」父→ちち→………。でも、いい歌。
  • 宇宙刑事ギャバン(わざわざ書くのが恐縮なくらいだけど、蒸着付き)←クッシーとのコラボ。トークライブの中盤でこっそりヒーロー席に入ってゆくのが見えたけれども、あの金髪なのですぐ判るw。

 やはり自分が一番よく覚えているのはバトル~デンジ~ギャバンの裏話。先の「象」のコメント……どの場面のことか判りますよね(^^;)?随分ナメられて大変だったそうですよ(爆)。そしてデンジマンの話、いきなり出てきた津山栄一さん(デンジイエロー)との当時のオフショット写真。しかも半裸。「彼とは『悪友』*1でしてね~。僕が最初、彼をキャンプに連れていったのに、いつの間にかキャンピングカーを購入しやがってて……(笑)」黄山萌えの自分としては、津山さんが愛されキャラであってくれて嬉しかったです(^^)。デンジブルーといえばあんぱんですが、大葉さん演じる青梅は当初怒りっぽいキャラになる予定が、諸般の都合で(本来3枚目予定だった黄山が「僕も結城さんや直哉さんみたいにカッコよく演じたいです~」*2ということで)3枚目のキャラにシフトチェンジ。ついでにお笑い担当であれば敵の食べ物作戦にまっ先に釣られねばならない都合上食べ物必須、ということでアンパン好きの設定が付け加えられた……という裏話を(インタビュー本では割と出る話題ですが)初めて大葉さんの口から直接聞くことが出来ました。ちなみに劇中では青梅以外に殆ど食べられることのなかったロッカーの山盛りあんぱん。実際にはみんなで食べていたとか……。
 そしてギャバンです。当時の写真があがる度に客席からどよめきが。「(伊賀電との2ショットで)意図的に岩の上に立って誤魔化してますね~」「(コム長官らバード星の仲間との写真で)自分以外みんなスラッとしてますね~」なんでそんなに※足キャラを強調するんだろう……別に短くないと思うけど。一番歓声が大きかったのは宇宙刑事アランとの一枚(怪人役の潮さん付)。「中盤にね、絶好のカンフル剤として登場してくれましたね」
 千葉真一さん演じる父ボイサーとの撮影では、大葉さんが芝居に集中できるよう、周囲も千葉さんも最大限に気を使ってくれたそう。その千葉さんとは後年、かのオマージュ映画「KILL BILL」に一緒に出演することになるわけですが、当初、大葉さんはスケジュールがどうしても合わず「申し訳ないけれどもお断りさせていただく予定だった」と。ところが、その旨を直接告げ謝罪するために対面したタランティーノが即、大葉氏の予定に合わせてスケジュールを組み替えることを告げたために、まさかのハリウッドデビューを果たすことに。流石だぜ、タラちゃん(笑)。
 他に覚えている限りでは

「JACのオーディションで、マットが敷いてあって。でも床運動の経験がなかったので、バスケットの実演をしたら、千葉さんが『で?』って……」
「5階から飛び降りろって云われて、嫌ですって云えないんだよね~(泣)」
「でも何が一番嫌かって階段落ちだよ」
「『大江戸捜査網』のときにそれをやって、スタッフが真っ青になって駆け寄ってくるので何事と思ったら、足を派手に切って周囲血まみれ
「『影の軍団』はとにかく頭を剃るのが大変だった」
「自分で変身後のキャラクターも作り出せるのは、嬉しかった。皆にも羨ましがられた」
「技のアイデアを出すのも楽しかった」

 とにかく出演作が多くありすぎて、一つ一つの作品についてディープな話ができなかったのがちょっと残念。最初にも書いたけど歌はかなり上手かった。ダジャレは……やっぱり無理してでもメモすれば良かった(結局「象」しか覚えてないw)。次回の祭は8月の頭、2代目宇宙刑事です(この時一瞬フェイクとして名前が出た御方……その人もいつか実現すればいいな)。何度でも書くけど、リアルタイム(もしくは再放送)で観てた頃はこんな機会が来るとは夢にも思わなかった。オタク人生って楽しいなーって思ったひとときでした(って、その次の日、また別の「衝撃的な出来事」が起こるんだけどさ)。

*1:ちなみに内田さんに云わせると「舎弟」。去年の歌祭より。

*2:でも結局、敵の大将に「木偶の坊」呼ばわりされたり、事あるごとに捕まったり、「あっはん♪おっほん♪」……うわなにするやめ(ny!!!