キサラギ　in　シアタードラマシティソワレ - かんまんこうろうひ・はてなブログ編

　映画版が面白かったので観に行った。久々に映画を観返して予習をした上で臨んだのだが、観れば観るほどに深みが増すような舞台、いや映画、いや脚本のように思う。可笑しさ、哀しさ、滑稽さ、切なさ、あるいは刹那さ、感動、驚嘆、快感、どんでん返し、ミステリー、ヒューマニズム、ファンタジー、シュール。フィクションが視聴者に与えうるものを可能な限り内包して、かつそれを整合させてしまうという凄さを見せ付けられるって気持ちいー！！！舞台で一気呵成に見せていただきました。面白かった。
　ほぼ映画と同じ流れだったけど、異なる部分も幾つかありまして。最後まで憧れていることを認めなかったオダ・ユージとか。映画版よりダンディ度大幅ＵＰのオダ・ユージとか*1。ど派手に科白が飛んだス※ーク*2を見事にフォローしたオダ・ユージとか。いちご娘に代わってカチューシャはめるオダ・ユージとか。カーテンコールの際に見事なターンで登場するオダ・ユージとか（笑笑笑）。とりあえず映画版と比較して判ったのは、やはり映画の宍戸某は登場させなくても良かったんじゃ……ということですかね（＾＾；）。あ、でもラストの歌は映画版の方が良かったかなあ。