第９１回高校野球選手権大会メモ
- まさか大分、宮崎、佐賀のいずれも２年連続出場ならずになるとは思わなかった。というか、なんじゃこのまさかの初出場校ラッシュは！！！！！えー、本日決まっただけで伊万里農林、徳島北、立正大淞南、鳥取城北そして日本航空石川。先日決まった八千代東と長野日大（←ここのみ選抜経験有）を合わせて、すでに去年の初出場校数を抜いてしまいました*1。加えて２１世紀になってからは初めて甲子園に戻ってくる高校も続出で、これはこれでなかなか見所のある大会になりそうだけど……。
- そんな中青森山田はしっかり６連覇。もはや山田の夏の甲子園切符は当たり前にも思えてくるけど、幾ら甲子園常連でも７つも試合をやって全て勝つというのはなかなかできることではないと思う。大湊や光星をはじめ山田と互角の戦いに持ち込める高校は県内にいくつか存在するわけだし。最後のうっちゃりを決めさせない（しかも夏の戦いに非常に適した）何かがこの高校にはあるのだろうね（逆にいえば光星にはそれが足りない？）。
- 樹徳は二年連続決勝で甲子園切符を逃す。
- 常総学院が土浦日大を下して４年連続の甲子園にマジック１。
- 日大三が４点ビハインドを跳ね返して４年ぶり（そんなに出てなかった！？）の甲子園に王手。決勝は日大対決。
- 埼玉の甲子園未出場組は準決勝でともに消える。決勝は聖望と栄。
- 横浜をうっちゃった横浜隼人（こういう名前の人、居そうだな～＾＾；）が桐光も倒して初の甲子園にこれまた王手！初出場組に風が吹いてるぞ～！
- 愛工大名電が中京大中京にまさかまさかの５回コールド敗退。今年は弱いってわけじゃなかったのに……春の県大会でも優勝してたのに……。
- 愛知啓成が東邦に昨夏決勝のリベンジを準々決勝で豪快に果たす。
- 北陸高校も２年連続の福井準優勝。鶴賀気比が夏に出てくるのも相当久し振りだけど。
- 日本航空石川は能登半島から初の甲子園。
- 北大津が９回に逆転され準決勝敗退。滋賀学園も甲子園初出場がかかる。決勝で対するは近江。
- 金光大阪が関大一を、履正社が大産大付をそれぞれ下す。昨夏南大阪代表の近大付は５回戦でコールド敗退。
- センバツ組にして秋季中国王者の倉敷工が準決勝で散る。倉敷商業（春季中国王者）は２年連続夏、なるか。
- 鳥取城北は昨夏に続く２度目の正直で甲子園初切符。
- 立正大淞南はこれまた初出場ながら春の中国大会で準優勝している実力校。甲子園ではどうか。
- 昨春の２１世紀枠・華陵が夏の初出場にこれまたこれまた王手。
- 香川の寒川が尽誠を下して決勝進出。ここも甲子園未出場だが春季の四国大会で準優勝している。侮れず。
- 昨日は各地で計１１試合決勝戦が行われたが、特に徳島と佐賀の決勝は熱かった！どちらも延長戦逆転サヨナラで初の甲子園。特に徳島はもの凄い投手戦だったようで……。
- 若生監督が九州国際大付に就任したのが０５年秋。４年で甲子園切符、というのは個人的には「思ったより早かった」（もう２～３年かかると思ってた）。これまた約３０年ぶりの出場だが、ここは（春から公式戦負け無しだし）文句なしの優勝候補の一角だろう（恐らく、監督自身もそのつもりだろう）。
- 熊本工が３年ぶりの甲子園へあと１勝。上記の日大三、先日決めた樟南もそうだけど、常連中の常連でも２～３年甲子園で見ないと結構久々な気がするのぉ～。
*1：去年は記念大会で出場枠を増やして５校だったんだからね。
